創りたい社会の青写真を描く

ウエタニミレイです。

私は元来とてもあきっぽい人でした。

アドラー心理学を学び、実践しはじめてもう10年になりますが、
まったくあきないどころか、学べば学ぶほどに
その奥深さとシンプルな力強さに感銘を受けるばかりです。

アドラーのどんなところが好きかというと、人生に対する姿勢を学べるところです。

また、マイナスをなくそう、現状を否定して変えていこうというアプローチをするのではなく、
人間として幸せな生き方とは、よい社会とは、よい人間関係とは、という明確な青写真を持っているところです。

考え方のスタートポイントが根本的に違うのです。

アドラーを学んで実践すると明るい気持ちになり、未来に希望が持てるようになるのです。

昔から私は人間としてこうありたいとか、こんな社会を作りたいというイメージがあって、
自分で言うのもなんですが理想主義者なんだと思います。

現実の世の中を見ると、新しい社会を創るなんて夢みたいなことに感じられる瞬間も少なくありません。

でも、こうなりたいという理想がなかったら人生に希望が持てません。

青写真があるからこそ、そこに向かって進んでいこうと思えるのです。

人間なんてこんなもの、人生なんてこんなもの、
現実は、社会は変わるはずない、なんて諦めたくないのです。

私は自分が思っていたよりもけっこう執念深いみたいですw

アドラーのすごいところは、新しい社会を作るための方法として
政治に解決を求めずに教育を重視したところだと思います。

私たちが競合的な構えのまま政治をしても
競合的な社会ができる可能性が高いです。

教育を通して私たちひとりひとりが協力的なあり方、
生き方、構えを身につけていくことで、協力的な社会を創ることを目指すのです。

競合的な社会を脱却して、協力的な社会を目指したい。

そのためにはまずは自分が協力的な生き方、構えを選択していきます。

そして私は医師として、病気に対応する際の見立て(診断)、手当て(治療)、養生のうち、
患者さんが自分で健康に暮らせる工夫である養生の部分に関わりたいと考えていて、
養生の手段としてアドラー心理学をお伝えしているのだ、ということも最近分かってきました。

くつろいで所属できる仲間もできて、自分自身もどんどん幸せになっています。

創っていきたい新しい社会のイメージを明確にして、小さなことでも自分にできることで貢献していきます。

とってもワクワクしています!!!

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