先日登壇しました「部下支援のためのマネジメント研修」には、
50名近いマネジャークラスの皆さまにご参加いただきました。
受講者の皆さんからたくさんのご感想をお寄せいただきましたので、
ご紹介します。
「研修の進め方」への満足度
まずは「研修の進め方」についての評価です。

この結果から、多くの受講者の方に研修の進行や対話の進め方について満足していただけたようです。
研修の進め方に対する具体的な感想
具体的にはこのような声を頂きました。
「話すスピードやテンポが良く、とても聞きやすかった」
「説明とワークのバランスがちょうどよかった」
「ディスカッションも多く、即実践できる内容だったので非常にためになった」
「ワークの時間もあったのでチーム内でコミュニケーションが取れて飽きずに進められた」
「心理学だけではなく医学的な観点から裏付けのある説明が良かった」
「オンラインにもかかわらず、対話が生まれる場づくりが心地よかった」
「講師の受け止め方が柔らかく、質問しやすかった」
「一方的な講義ではなく、双方向のやりとりで理解が深まった」
「自分の疑問や悩みを素直に言える空気がありがたかった」
このような声からも、
今回は”安心して発言できる場づくり“が、
講義全体の満足度を支えていたことがうかがえます。
「研修内容」への満足度
続いて、「研修内容」への評価です。

内容面でも非常に高い満足度をいただきました!
受講者の声に見る「気づき」と「学び」
●アドバイス=否定になりうる、という新たな視点
「アドバイスも否定になることがあると知り、自分の無意識な言動を見直したい」
「アドバイスは求められたときにする、というスタンスを意識したい」
という声が多く寄せられました。
これまで「良かれと思って伝えていた」ことが、
相手には違う形で届いていたかもしれない
——そんな気づきに至った方が多かったようです。
●傾聴の大切さに改めて気づいた
「傾聴しているつもりだったけれど、実は足りなかったと痛感した」
「忙しくても、部下が話してくれることの重みを受け止めたい」
など、傾聴の基本を再認識された方も多くいました。
忙しい日常の中でも、“聴く姿勢”を意識することの大切さが、改めて胸に刻まれたようです。
●心理的安全性づくりへの意欲
「心理的安全性の土台を作ることが、マネジメントの第一歩だと実感した」
「挨拶、承認、否定しないコミュニケーションを、まずは3か月続けたい」
「一対一の対話を積み重ね、信頼を育てたい」
という具体的な行動目標を立てた方もたくさんいらっしゃいました。
「現場で即実践したい」そんな学びの数々
受講後のコメントでは、すぐに現場で活かせると感じたという声が多数寄せられました。
- リフレーミングを取り入れたい
- 部下に対して、答えを与えるのではなく、気づきを促す質問をしていきたい
- 店長やスタッフとの1on1面談で、今日学んだスキルを活用したい
- 日常的なコミュニケーションの中で、相手の感情に寄り添うことを意識したい
特に「心理的安全性」というキーワードは、多くの方にとって印象的だったようです。
日々の小さな積み重ねが、チームの信頼や成果につながることを、
それぞれの現場に持ち帰っていただけたことを嬉しく思います。
受講者の皆さまへ――感謝を込めて
今回の研修では、受講者の皆さんが積極的に質問してくださり、
オンライン開催とは思えないほど温かな学びの場となりました。
職場のマネジメントには、すぐに答えが出ない“もやもや”がつきものです。
でも、そのもやもやを言葉にして共有することから、
少しずつ「心理的安全性」は育まれていきます。
オンラインという制約の中でも、
あたたかな空気感をつくりながら、
皆さんと一緒に「今ここ」の悩みを分かち合えたこと、
本当に嬉しく思います。
これからも、小さな対話の積み重ねが、未来のチームづくりにつながっていくと信じています。
皆さんの現場に、少しでもこの学びが生きることを願っています。
ご参加、本当にありがとうございました。