周りの人の顔色が気になる
職場で周りの人がどう感じているか気になったり、
上司の顔色が気になってしまう、というお話はよく伺います。
人を気にしているときは自分の中がお留守になっている
もしも人のことが気になってしまう、人に意識が向いてしまうというとき、
誰があなたに意識を向けてあげられるでしょうか?
人に意識が向かっているということはあなたの中はお留守になっている、ということです。
いったい誰があなたのことを大切にしてくれるのでしょうか?
自分の呼吸や体に意識を向けてあげる
だからね、もしも「周りの人の顔色を気にしているな」ということに気づいたら、
自分に意識を向けてあげてください。
「今、自分はどんな気持ちかな?」
「今、自分はどんな呼吸をしているかな?」
「今、自分の身体の感覚はどうかな?」
そしてもしも身体に緊張があるなとか、痛い部分があるなということに気づいたら、
その部分に向けて空気を送り込むような意識で呼吸をしてみてください。
次第に、緊張していた身体が緩んでいきます。
自分の気持ちや身体に意識を向けてあげているうちに、
いつの間にか人のことが気にならなくなっているはずです。
しっかりと自分の気持ちや身体の感覚に意識を向けてあげることが
自分を大切にする、ということです。
そして、人のことばかりに意識を向けて自分の中をお留守にしちゃうのではなく、
しっかりと自分の中心にいて、自分のハンドルを握る、ということは
自分の人生を他でもない自分自身が生きる、ということです。