【年末のご挨拶】1年の終わりに感謝を込めて

2025年も、気づけば年の瀬を迎えました。

年末らしい慌ただしさの中で、

立ち止まって一年を振り返っている方も多いのではないでしょうか。

私の自覚的には、2025年は

ほとんど動けなかったなあ

という感覚のある一年でした。

新刊『心を病む力』を上梓し、

新刊発売をきっかけにLMTコミュニティを始めたり、

登壇や出張も多かったので

傍からは活動量の多い一年だったように見えるかもしれません。

けれども私の感覚としてはアクセルブレーキ

同時に踏むようなもどかしい感覚を抱くときもありました。

それでも、大きなトラブルもなく、

着実に歩みを前に進められる一年を終えられたのは、

決して私一人の力ではなく、

まわりの人たちに支えてもらっていたからこそです。

産業医としても、

研修講師としても、

今年も多くの現場に関わらせていただきました。

人に伝える、アウトプットすることは私にとっても学びであり、

この仕事を続けていてよかった」と感じる瞬間が多くありました。

6冊目となる拙著『心を病む力』は、

過去の私自身のように、

「診断名がつくほどではないけれど、生きづらい」

そんなグレーゾーンのしんどさを抱えている方に届いて欲しいという想いを込めて書きました。

心を病むことは、

弱さでも、

失敗でもなく、

よりよく生きるためのサインです。

この本が、自分らしさを取り戻すきっかけになっていたら、

それ以上に嬉しいことはありません。

本を読んでくださっている皆さま、

出版社やメディアの皆さま、

心より感謝申し上げます。

ヒューマンハピネスメンバーのみんな、

LMTコミュニティメンバーのみんな、

アドラー・コミュニケーション研究所(ACL)メンバーのみんな、

学びを共にしてきた仲間たち、

そしてワークショップやセミナーの場で出会ったみなさんと、

答えを急がず、

「それ、私もある」と分かち合える時間を重ねられたことは、

私自身にとっても大きな支えでした。

支援する側である前に、

同じように迷い、

揺れながら生きる一人として、

共にいられたことに、

心から感謝しています。

名前を挙げきれないほど、

さまざまな形でご縁をいただいたすべてのみなさまに支えられて、

今年もやりがいのある仕事をさせていただきました。

心より感謝申し上げます。

そして最後に

健康に一年を過ごせた自分自身」にも、

ありがとう」と言いたいと思います。

うまくできなかったことや、

止まってしまった時間も含めて、

それでもここまでよくやってきた。

そんなふうに、一年を乗り越えた自分にも声をかけてあげたいです。

忙しい一年だった方も、

思うように動けなかったと感じている方も、

どうかこの年末年始は自分をねぎらってあげてください

そして自分とつながり

大切な人ともつながりを感じられる時間になりますように。

今年一年、本当にありがとうございました。

どうぞよい年末をお過ごしください🍀

そして、2026年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。