先日、「資格の総合スクールLEC東京リーガルマインド」様にて、
キャリアコンサルタント(キャリコン)有資格者向けのオンラインセミナーに登壇いたしました。
連休中にもかかわらず、約100名の方がご参加くださいました。
あまりの反響に、
この内容をブラッシュアップし、
「自主開催セミナー」を考えています。
今回はそのエッセンスをお伝えします。
メンタル不調はリスクではない
多くの現場では、メンタル不調を「腫れ物」や「リスク」として扱いがちです。
しかし、キャリコンが介在する最大の価値は、
メンタル不調を「自己理解と成長の機会」と再定義することにあります。
不調の正体は、
自分の気持ちや考え(内的キャリア)と、
会社からの期待や役割(外的キャリア)との間に生じた
「自己不一致」です。
真面目な人ほど「ねばならない」という思い込みで自分を縛り、
限界まで適応しようとしてしまいます。
そのズレを言語化し、
本人が「本来の自分」を取り戻すプロセスを支える。
これこそが、キャリコンだからこそできる支援です。
そこで、セミナーでは、
1.メンタル不調の正体に迫る
2.メンタル不調者との関わり方を探る
3.キャリコンの専門性の活かし方を考える
という流れでお話ししました。
キャリコンの専門性とは何か
資格取得後、
多くの方がぶつかるのが、
「どう仕事につなげればいいのか分からない」
「産業医や管理職との役割分担がわからない」
という壁ではないでしょうか。
今回のセミナーでは、
それぞれの役割を次のように整理しました。

そして、キャリコンの強みは、解決策を急ぐことではなく、
相手の「感情」にスポットを当てることにあります。
話の内容(コンテンツ)ではなく、
その背後にある感情や価値観を丁寧に聴き取り、
本人と組織が再び健全な対話ができるよう橋渡しをする。
この「対話の翻訳機」としての役割を明確に意識することで、
支援のフィールドは一気に広がります。
対話の専門職が、社会を変える
キャリコンは、
まだ社会の中で十分に活用されているとは言えません。
キャリコンによる「対話の支援」は
メンタルヘルス不調を成長機会に変え、
管理職の孤立を防ぎ、
経営層の意思決定を支える、
そんな可能性を秘めています。
せっかく手にした専門性を、受け身で終わらせるのは惜しいことです。
今回の好評を受けて、より実践的でブラッシュアップした内容の自主セミナーを企画して参ります。
皆さまの専門性が現場で輝き、社会がもっとしなやかになるよう、心より応援しています🍀

