【開催報告】LMTレッスン|ネイチャーワーク

新年度が始まってもう1か月ですね。

環境の変化や緊張が続いて、

気づかないうちに疲れがたまってくる頃かもしれません。

皆さんは最近、呼吸できていますか?

「やるべきこと」に追われ、

頭の中が常にフル回転。

頭では「休んだ方がいい」と分かっていても、

考え続けることをやめられないという人もいるのではないでしょうか。

そんな時の一番の処方箋は、

自然」の中に身を置くことかもしれません。

4月25日、千葉県君津市・三舟の里にて

LMTレッスン「ネイチャーワーク~カモミール畑と里山での自然体験~」

を開催しました。

前日までは雨の日が続いていましたが、

当日は、抜けるような青空!

1か月前の下見のときとは、

景色がすっかり変わっていました。

目に飛び込んできたのは鮮やかな新緑のグラデーションで、

季節が確実に進んでいることを感じました。

ネイチャーワークの開催は2022年以来。

この場所でまたワークショップができたことが、

純粋にうれしかったです。

今回は、そんなネイチャーワークの様子をお届けします。

テラスでのチェックインから水音のワークへ

テラスでのチェックイン後、

カモミール畑に向かうあぜ道の途中で

水音のワーク」を行いました。

目を閉じ、

水の音に耳を澄ませる。

聞こえる数は、

人それぞれ。

「同じ場にいても、体験は一人ひとり違う」。

そんな当たり前だけれど大切なことに、自然が気づかせてくれます。

カモミール畑に向かうあぜ道

大根の種は、大根おろしの味!?

カモミール畑の前に、

すぎちゃん(今回の講師でカモミール畑の持ち主)が丹精込めて育てる自然農法の畑へ。

さやができ始めた空豆、大根の花、春菊の花、人参など、生命力あふれる植物に出会いました。

自然農法では、その土地の環境に適した作物をつくるために種取りをしています。

ちょうどこの時は、大根の種が実り始めていました。

ひとつ口に入れてみたら

——なんと大根おろしの味がしました。

小さな種の中に、

すでに大根が詰まっている。

新鮮な驚きがありました。

空豆
春菊
大根

カモミール畑での”無心の時間”

そしていよいよ、カモミール畑へ

1週間前はまだそれほど咲いていなかったというのに、

当日はたくさんのカモミールの花が開いていました。

まるで、この日に合わせて咲いてくれたかのようです!

開催1週間前のカモミール
開催前日のカモミール

花摘みが始まると、

みんなで無心になって花摘みを楽しみました。

ひと花摘むたびに香りを確かめる人

ただ夢中で花を摘む人

摘んでいくうちに

手もカモミールの甘い香りに染まっていきました。

自然と頭で考えることがなくなっていき、

目の前の感覚に集中していて、

マインドフルな体験でした。

カモミール摘みの説明をきく

フレッシュカモミールティーと、自然の中でのランチ

カモミール摘みの後は、

すぎちゃんが摘みたての花で

フレッシュカモミールティーをいれてくれました。

カモミール畑の景色と、

カモミールの甘い香りが広がる中、

自然食のお弁当を食べながらのひと息。

すぎちゃんのおもてなし
フレッシュカモミールティー
自然食のお弁当

ランチの後は、

畑でそのままお昼寝する人も。

「何もしない」という贅沢がカモミール畑にはありました。

ランチタイム
お昼寝タイム

三舟山ハイキングと木のワーク

午後は三舟山へ。

五感に意識を向けながら登り、

それぞれが気づいたことをシェア。

音に意識が向く人

景色に意識が向く人

触覚に意識が向く人

同じ道を歩いていても、

体験はやはり一人ひとり違いました。

シェアタイム

ハイキングの後は、

ペアで行う「木のワーク」。

まずペアになった相手の木を選びます。

そして目隠しをした相手を、その木へ連れていく。

目隠しをしたまま十分に木を感じた後、

元の場所へ戻り、目を開けてその木を探す

——というワークです。

すぐに見つけられる人と、

なかなか見つけられない人がいました。

そして面白かったのは、

偶然ペアになった人同士が、

共通する特徴の木を選んでいたこと。

相手に見ているものは、

自分の中にも存在する。

これは心理学で「投影」と呼ばれる現象です。

相手にぴったりだと思って選んだその木の、

まっすぐに伸びる幹、

様々な方向に伸びる枝、

多面性やどっしりと包括する様子、

それらは、実は選んだ人自身の内側にある要素でもあるのです。

惹かれる相手、選ぶもの

——そこには、自分自身が映しだされています。

木のワーク

2022年のネイチャーワークと今回、

私がペアになった相手は違いましたが、

私が選んだ木は同じでした。

自分では全く覚えていませんでしたが、

すぎちゃんに「好きね」と言われましたw

惹かれる相手には、

自分と似た何かがあり、

共通した特徴があることにも

気づくことができ、

自己理解のひとつの手がかりになる視点だと感じています。

木のワークのシェアの後は、

選んでもらった木の下で静かに瞑想

下山して、テラスでチェックアウト。

一日が、しずかに閉じていきました。

参加者の声

カモミールの一つひとつの花の香りが、以前より良い香りだと感じられた。

この度は大切なカモミール畑へ入らせていただき、しかも摘み放題!の特権をありがとうございました。

ネイチャーワークに参加して、自分の感情や思考を眺めることが出来やすくなりました。

自分の心の声が聞こえにくくなったと思ったら、自然豊かな場所へ行き、目を閉じて、耳を澄ませ、そして自分の心の声を聴こうと思いました。

迷いの中にいた私にとって、『多様な枝が延びる、どっしりとした木の要素が自分の中にある』と思えたことは、プレゼントでした。

講師のすぎちゃんからも感想をいただきました。

テクニックを集めてつくられたメニューではなく自然に任せて流れたような神業のようなワークでした。

参加者の皆さんとすぎちゃんと@三舟山

自然に戻るということ

現代社会に生きる私たちは、

どうしても頭で考えることが多くなります。

けれどもからだの感覚も大切な情報です。

自然の中に身を置くとからだの感覚が少し戻ってきます。

ただ、カモミール畑に行かなくても、日常の中でできることはあります。

👂  目を閉じて、周りの音に耳を澄ませてみる

🍵  お茶やコーヒーを飲む時に、香りを意識してみる

⌛  数分の「何もしない時間」をつくってみる

忙しい日々の中で、ほんの少し自分を大切にする時間を持ってみてくださいね🍀