【開催報告】LMTレッスン|限りある時間を、どう生きるか

7月4日に、
『LMTレッスン|限りある時間を、どう生きるか』
を開催しました。

今回のゲストは、
大腸がんステージⅣで治療中の田村薫さん
通称たむちゃん。


レッスン当日は入院中だったため、
病室からオンラインでご登壇くださいました。


病室からのご登壇でしたが、
余命宣告を受けている人とは思えないほどの
明るさエネルギーで、

しかも、
無理している感じも、
必死感もなく、

時折ユーモアも交えながら、

ご自身の人生や病気、
そして
今感じていること
率直に語ってくださいました。


当日は、
1時間の対談
30分の質疑応答

「病気について学ぶ時間」というよりも、
「人生をどう生きるか」を一緒に考える時間 になりました。

開始前の運営ミーティングの1枚

病気の話ではなく、「生き方」の話

田村さんは大学卒業後、お父様が創業された保険会社を引き継ぎ、 二代目経営者として35年近く歩んでこられました。

そして、
新しい事業に挑戦しようとしていた矢先に、
大腸がんが見つかります。

幼少期からの個人史。
お父様との関係。
二代目経営者として生きてきた日々。
家族とのかかわり。
そして、病気をきっかけに見えてきた、
自分自身の生き方。

多岐に渡るテーマについて、
一つひとつ丁寧に、
たっぷり語ってくださいました。

たむちゃんは本当に不思議な人で、

「普通だったら、この病状の人には聞きにくいよな……」

そんなことでも、不思議と気兼ねなく聞ける雰囲気があります。

長年、保険のお仕事をされてきたこともあって、
病院の看護師さんから

「がん保険には入っておいた方がいいですか?」

なんて質問まで受けたことがあるそうです。


お話を聞き終えたあと、
まるで一冊の人生の物語を、
一緒にたどらせていただいたような気持ち
になりました。

「頑張り続ける人生」の先にあった気づき

お話の中で印象的だったのは、

田村さんがご自身を振り返って、

こんなふうに語られたことです。

自分で勝手に自分を追い詰めて、
しんどい生き方をしてきた。

40度の熱があっても仕事へ行く。

体調が悪くても休まない。

何年も身体からのサインがあったにもかかわらず、病院へ行かなかった。

その背景には、「親の期待に応えたい」という思いがあったと言います。

痛みを感じながら生きるのはつらいから、
感じないようにしていた。

その言葉を聞いたとき、

胸が締めつけられるような気持ちになりました。

「これくらい大丈夫。」

「もう少し頑張れば。」

——忙しさや責任感の中で、

自分の身体や心の声を後回しにしてしまうこと

誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。

病気が教えてくれたこと

病気の意味づけは人それぞれで、

正解があるものではありません。

けれど田村さんは、

病気をきっかけに、

自分の生き方や家族との関係を見つめ直していかれました。

幼い頃から抱えてきたお父様への思い。

夢の中で初めて気づいた、自分でも抑え込んでいた怒り。

お父様への手紙。

そして、お母様や奥様、娘さんとの関係が少しずつ変わっていったこと。

病気になったこと自体は決して望んだ出来事ではありません。

それでも、その出来事を通して人生を見つめ直し、

新しい関係性を築いていく田村さんの姿に、

深く心を動かされました。

病気そのものを変えることはできなくても、

その出来事をどう受け止め、

これからをどう生きるかは、

自分で選ぶことができる。

そんなことを教えていただいたように感じています。

生きる目的は「人との関係性をつくること」

今回のお話の中で、

強く心に残った言葉があります。

生きる目的は、
人との関係性をつくること。

人は亡くなったとき、物は持って行くない。

だからこそ、出会った人たちとの関係の中で何を残せるのか

その人の記憶の中に何を残せるのか。

それが、生きる意味なのではないか——。

私はこれまで、

「病気や体調不良は、自分の生き方を見直すメッセージ」

とお伝えしてきました。

けれど、

実際に命の終わりと向き合っている田村さんの言葉には、

やはり重みがあります。

正直なところ、

「今まで自分が伝えてきたことが、とても薄っぺらく感じてしまった」

——そんな気持ちにもなりました。

だからこそ、

この時間は私自身にとっても、

大きな学びとなりました。

病室からの配信に、

たむちゃんが関わる人たちのために自分を使い切ろうとしていることが、

ひしひしと伝わってきました。

あなたは、限りある時間をどう生きますか?

私たちは、誰もが、

「限りある時間」を生きています。

忙しい毎日の中では、

その当たり前のことを忘れてしまいがちです。

もし今日という一日が、

かけがえのない時間だとしたら——。

誰と過ごしたいでしょうか。

誰に感謝を伝えたいでしょうか。

本当は、どんな生き方をしたいでしょうか。

今回のお話は、私自身にそんな問いを投げかけてくれました。

アーカイブでもご覧いただけます

開催してみて、このお話は

できるだけ多くの方に聞いていただきたい内容だと痛感しました。

田村さんとも相談し、

アーカイブ販売を行うことになりました。

「気になっていたけれど、申し込みそびれてしまった」

という方は、ぜひアーカイブをご利用ください。

▼ アーカイブのお申し込みはこちら
https://utage-system.com/p/UoSzb1VIgyCI