不安を感じるときは


実は最近、自分のメンタルが

少し落ち気味なことを感じていました。

メンタルが落ちているというか、

なんとなく自分の中に「不安」があるなぁという感じ。

そこで、研修や面談、カウンセリングの時にお伝えしている

「不安」を感じるときのワークを

自分に対しても行ってみました。

リラックスできる場所で座るか横になるかします。

私はリビングのソファに座ることを選びました。

目を閉じてゆっくり呼吸をして自分の体のどこらへんで

不安を感じているかに意識を傾けます。

私が不安を感じるときはだいたい胸のあたりです。

そのときはなんだか胸が苦しいような感じがありました。

胸が苦しいような感覚を感じながら、

まずは自分の中に不安があることを受け入れます。

「あぁ、今、私は不安を感じているんだね」

「不安に感じちゃうときもあるよね」

「不安を感じてもいいんだよ」

「自分の中に不安があってもいいんだよ」

不安な気持ちが苦しいと感じるときは、

不安はダメなもの、

不安は感じてはいけないもの、

不安はないほうがいいもの、

という考えが背景にあります。

自分の中の感情や感覚をジャッジして、

この感情はOK この感情はNG と

自分の感情にレッテルを貼るから苦しいのです。

だから、いったん自分の中にある感情を

ポジティブなものであっても

ネガティブなものであっても受け入れる。

急に受け入れるのが難しかったら、

「あぁ、今、私は不安を感じちゃってるね」とただ認める。

不安な気持ちを受け入れたり、ただ認めたあとは、

不安を感じる場所、私の場合は胸のあたり、に意識を向けて

「不安を感じても大丈夫だよ」と伝えてあげる。

すると、程度の差はあると思いますが、

自分の中にあった不安な気持ちが

フッと軽くなるのに気づくと思います。

大前提として不安には根拠のある不安と

根拠のない不安があります。

根拠のある不安とは

たとえば、やるべきことの準備をしていない、

というようなことに対する不安です。

根拠のない不安とは

今、現在、目の前で起こっていることではないのに、

たとえば、大切な人がいなくなったらどうしよう、

仕事がなくなったらどうしよう、

というように漠然と感じる不安です。

今回の私の場合は、

仕事の〆切が迫っていることに対する根拠のある不安と、

未来を考えたり、他の人と比べたりして

漠然と感じている不安のハイブリッドタイプでした。

自分の中の不安を観察してみて、

根拠のある不安だった場合は、

「不安に感じている場合じゃなくて、

やるべきことにとっとと取り掛かろう」と

自分に軽くツッコミを入れながら、

具体的な行動を起こします。

自分に軽くツッコミを入れる

というところがポイントです。

そして、頭で考えているばかりでなく、

体を動かして行動しているうちに、

いつの間にか自分の中にあった不安が

軽くなっていることに気づくでしょう。

自分の中の不安を観察してみて、

不安が今、現在、起こっていることに対してではなく、

未来を考えてなんとなく感じる不安だった場合。

不安を感じる場所に意識を向けて、

「私に何かを伝えようとしてくれてるんだね。

ありがとう。

でもね、今、私は何はともあれ元気に生きている。

だから、今は不安な気持ちは必要ないよ。

必要になるときまで○○にいてね」と伝えてあげる。

この○○にはどこか不安を置いておきたい場所を入れてください。

私の場合はお空に飛んでいって欲しい気がしたので、

胸のあたりで感じていた苦しい感じを、

空に向かって解き放つイメージを作りました。

これも程度の差はあると思いますが、

自分の中にあった不安な気持ちが

フッと軽くなるのに気づくと思います。

具体的にイメージする、ということが大切です。

こんな感じのワークを行ってみて、

仕事にも取りかかりw

気持ちがだいぶ軽くなったので

ブログにも書いてみました。

良かったら試してみてくださいね(*^_^*)

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