昨日と今日は、今年集中的に学んでいる
ゲシュタルト療法のトレーニングコースだった。
ゲシュタルトのワークは自分の「今、ここ」に気づき、
今まで知らなかった自分に出会っていくのをサポートしてくれる。
*
私たちが「これが自分」と思っているのは、
自分のほんの一部でしかない。
最近、お仕事関連でモヤモヤしていることをテーマに
ワークをすることができて改めてそう感じることができた。
*
「ミレイ先生、言っていることとやっていることが違いますよね」
って言われそうなのが、カッコ悪い気がして怖かった。
自分の考えを伝えることが
相手に制限を掛けてしまうような気がして不安だった。
そしてそれ以上に、私は相手のことを大切に思っているからこそ
自分の本音を伝えることに躊躇していた。
ワークを通してそんなことに気づいた。
*
自分の本音を伝えることはリスクを伴うんだ。
自分に対して正直でいることは勇気が必要なんだ。
そして大切な相手だからこそ自分の本音を伝えたいのだ。
*
私が今、経験しているプロセスは
私が産業医としても研修講師としても心理カウンセラーとしても
そしてさらに自分として深みを増していくためにも必要なことなのだ。
それに気づいたときに、
このプロセスにもすべて意味があるのだと思えた。
*
役割としての自分の中に安住するのではなく、
自分の中にしっかりとあり続け、
自分自身に対して誠実でありたい。