お母さん、あのね


私たちが人生で感じる苦しみや

抱え込んでしまう悩みの

根っこをたどると、

自分が感じたこと

考えたことを

その時に自分に正直に

口に出すことができなかったこと、

自分が感じたこと

考えたことを良い/悪い、

正しい/間違っていると

評価されてしまって、

自分らしくあってはいけない、と

思い込んでしまったことにあるんだ。

上司に評価してもらえない。

自分を分かってくれる人はいない。

ダンナは私の話を聞いてくれない。

妻に言ってもムダ。

…今、起こっているように思える問題も

根っこをたどってみると

お母さんやお父さんに分かってもらいたかった、

自分の話をノンジャッジで聴いてもらいたかった、

あなたはあなたらしくあっていいんだよと

言ってもらいたかった、

そんな思いが相手と場所を変えて

顔を出しているだけなんだよね。

子ども達みんなが、

その日にあったことや

自分が感じたことを

自分が感じたままに

「お母さん、あのね…」

「ねぇ、ママ、今日こんなことがあってね…」

「ボクはこんな風に感じてね…」

と話したことを、

お母さんにそのまままるっと

受け止めてもらえたら、

社会は穏やかで平和になるんだろうな。

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