自分を大切にするってどういうことか分からない…

ウエタニミレイです。

今日は予定していたイベントがあったのですが、
台風のためイベント自体が中止になり
うちに引きこもって穏やかな日曜日を満喫しています。

選挙に関わる皆さんをはじめ、
お天気に関わらず、お仕事をする必要のある皆さま、
お疲れ様でございます。

私は仕事でメンタルヘルス不調の方にたくさん会います。

ストレスがココロにダメージを与えるということは皆さん、もうご存知だと思います。

ストレスの原因にはどんなものがあるでしょうか?

理不尽な要求を繰り返す上司…

毎日うんざりする満員電車…

帰宅するなりママ友の愚痴を一方的に話してくる妻…

仕事が忙しいと言ってばかりで話を聴いてくれない夫…

何度言い聞かせても宿題をやらない子ども…

一生懸命頑張っても評価してくれない職場…

子育てに口をはさんでくる義理の両親…

他にももっともっとあるでしょうね。

このような自分の外側の要因は一見、ストレスの原因にみえます。

メンタル不調の方のお話をうかがっていると、
元気がなくなっていくプロセスは人それぞれなのですが、
ほとんどの方に上記のような外界の出来事に対する
ありのままの自分の気持ちや感情、感覚、本心などを隠して、
必死で抑えこんで、根気強く、長期にわたりガマンにガマンを重ねた結果、
ココロが折れる…というような流れがみられます。

彼らのお話をうかがっていると、
「もっと自分を大切にしておけばよかった」
と振り返る言葉をよく聞きます。

そうなのです。

ストレスとは自分の外側にあるのですはなく、
自分の外側にある出来事に対して
ありのままの自分の気持ちや感情、感覚、本心などを隠して、必死で抑えこんで、
根気強くガマンにガマンを重ねることなのです。

そして、「自分を大切にする」とは
ありのままの自分の気持ちや感情、感覚、本心などにフタをしないで、
なかったことにしないで、
抑え込まないで、
自分の中の気持ちや感情、感覚を大切にする、ということなのです。

外界の出来事に対する
ありのままの自分の気持ちや感情、感覚、本心などを大切にしないことがストレスとなり、
私たちにダメージを与えるのです。

これはココロの問題だけではありません。

本にも書きましたが
とくに働く世代において、
生活習慣病や予備軍状態に至る原因の多くは「ストレス」です。

ストレスに対処する方法として、
ストレスから自分の身を守るために、
たくさん食べたり
タバコを吸ったり
お酒を飲んだり
した結果が生活習慣病なのです。

このようなことに気づいてから、
生活習慣病の皆さんとお話するときに
「自分を大切にすること」をお伝えしています。

けれども結構な割合で、
「自分を大切にするなんて考えたこともない」
「自分を大切にするってどういうことか分からない…」
という反応が返ってきます。

先にも書いたように、
「自分を大切にする」とは
ありのままの自分の気持ちや感情、感覚、本心などにフタをしないで、
なかったことにしないで、
抑え込まないで、
自分の中の気持ちや感情、感覚を大切にする、ということです。

心身の不調を感じている方や
生活習慣病の方とお話していると、
自分の気持ちや感情がよく分からない、という話もよく聞きます。

私自身も昔は自分の気持ちや感情、
自分が本当に考えていること、
感じていることが自分で分からないという
苦しくツラい時間を長く過ごしました。

そんな状態からどうやって抜け出したか、ということを振り返ってみると
自分の好き嫌い、快不快の感情や感覚を取り戻す作業を
トレーニングのように繰り返すプロセスが有効でした。

以前のブログにも書いたのですが、
大切なことだと思うので
明日以降、こちらのブログにも書きますね。

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