同じ“考え”がグルグルして集中できないときは五感に意識を向けてみよう

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。

 

同じ“考え”がグルグルするとき

朝の日差しがすっかり秋な感じですが、

体を動かすとまだまだかなり汗が出てきて

生きてるなぁって感じがします。

 

カウンセリングや産業医面談で

「同じことをずーっと考えてしまって頭から離れないんです」という

訴えをとてもよく聞きます。

先日はこんなことを言っていた人がいました。

「こういう時は瞑想がいいって本で読んだのですが、

瞑想中も同じことが頭の中でグルグルしていて

全然うまくいきませんでした」

 

うんうん、分かるよ。

私も同じでしたから。

瞑想しようと目を閉じた瞬間に

妄想の渦に巻き込まれていましたから。

お! 韻を踏んでいる♪

 

行動瞑想

こういう時は行動瞑想といって

自分が行っている行動に全集中水の呼吸、じゃなくて

すべての意識を向ける、ような瞑想の方が

とっつきやすいんじゃないかなと思います。

 

たとえばお皿を洗うとしたら、

お皿を持つ手、スポンジを握る感覚、

流れる水が手に触れる感覚などに意識を向けながら

お皿を洗うのです。

 

たとえば歩くとしたら、

足の裏で地面を踏みしめている感覚や

膝が曲がっているなぁというようなことに意識を向けながら

しっかりと歩くのです。

 

体の感覚が分からない

…でね、気づいたのですが、

「体の感覚」「体に触れているものの感覚(触覚)」が

よく分からないという人がめちゃくちゃ多いのです。

ゲシュタルトでは気づきの3領域といって

外部領域(現実)、内部領域(からだ)、中間領域(思考)の

3つの領域での気づきを大切にします。

同じ“考え”が頭をグルグルしているときというのは、

意識がずっと中間領域にあるということです。

 

人は一度にひとつの領域にしか意識を向けられないので、

中間領域にある意識を自由に外部領域や内部領域にも向けられるようになると

思考が休まって健全に3つの領域を行き来できるようになります。

でもね、内部領域に意識を向けていくのって慣れないと難しいんです。

内部領域とは身体的な感覚、感情・気持ち、姿勢や動作・体内感覚などです。

身体的な感覚、たとえばトイレに行きたい、とかすら分からなくなっている

という人も珍しくないです。

 

五感に意識を向けてみよう

だから私は最初に外部領域に気づけるようになるように教えています。

外部領域への気づきとは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の5感を使って

自分の外側で起こっている出来事に気づいていくことです。

私たちは普段、ボーッと生きてんじゃねぇよ、じゃなくて

なんとなく見たり、なんとなく聞いたりしています。

 

お隣のうちの屋根の色を覚えていますか?

ほとんどの人は毎日前を通っているはずの

お隣のうちをしっかりとは見ていないんです。

 

5感の中でも触覚は前述した通りに感じにくい人が少なくないので、

まずは視覚と聴覚から始めるのがいいでしょう。

外を歩くときに、漫然と歩くのではなく、

木々や草花、家の屋根やドアの色、聞こえてくる鳥や虫の声、

通り過ぎる車の音、前から歩いてくる人の服の色、

なんかに気づきながら、しっかりと意識を向けながら歩くのです。

 

外部領域に意識がある時は中間領域で思考がグルグルしませんので、

頭が休まって楽になれると思いますよ。

同じ“考え”がグルグルするときは

しっかり見たり、しっかり聞いたりしてみてくださいね。

 

今日もゴキゲンな一日を♪

 

 

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