こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
自分の好き嫌いを信じる
私は“自己受容”をテーマに様々な活動をしています。
改めて考えると“自己受容”って何を受容するのでしょうか?
自己受容のスタートは自分が感じていること、身体の感覚、
シンプルな好き嫌いなどをノンジャッジにそのまま
「そう感じているんだね~」
「そんな感じがあるんだね~」
というように受け入れていくことです。
私たちは自分も他者もあまりにも当たり前のようにジャッジしています。
ジャッジは、自分が感じていること、自分の好き嫌いにまで及びます。
「私の立場だったらこんな風に感じてはいけない」
「母親なのに子どもをかわいいと思えない私はおかしいのではないか」
「あの人はお世話になっているけれど、なぜか好きになれない」
のように、本音で感じていること、本当の好き嫌いを否定すること、
それが“自己否定”の第一歩です。
私は、人生に起こってくる様々な問題の根底には“自己否定”があると考えていますが、
自己否定のスタートは自分の感覚を否定するところから始まるのです。
「自信がない」という人は多いですが、
自信がないとは自分を信じられないということです。
そして、何を信じられないかというと、
自分の感覚が信じられないのです。
自分の好き嫌いを信じてあげることは
自信が持てるようになるためのスタートになります。