主語をハッキリさせる

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人のメンタルヘルスの専門家” 上谷実礼です。

 

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主語をハッキリさせる

普段、産業医として、人事の方と一緒にお仕事をすることが多いです。

産業医は会社と社員との間で中立な立場に立っていますので、

社員の側の希望や考えを聞くと同時に

会社の側の意向も確認しながら話を進めていきます。

 

そんなとき、人事の方に

「会社としてはどう考えているのですか?」

「人事としてはどうしたいのですか?」

と質問することもあります。

 

ほとんどのケースで、

「会社としてはこう考えています」とか

「人事としてはこうしたいです」という

回答がかえってきますが、

中には

「私としてはこうしたいです」

と“私”を主語にして回答してくださる方もいます。

 

もしくは

「人事部長としてはこういう意向です」

というように個人を特定して

回答されるケースもあります。

 

最近、役職としては「管理部長」である方に

「会社の意向はどうなのですか?」

と問い掛けて

「私としては…」という回答だったので感動しました。

 

自分と関係のない話をするのは“会話”

自分の話をするのが“対話”。

“私”としての意向を聞かせてくれた管理部長の回答を聞いて、

私は仕事であっても“対話”をしたいんだな、と再確認しました。

 

これまで

「会社としてはどう考えているのですか?」

とたずねていた自分にも気づかされました。

これからは質問のしかたを変えていこう。

 

今日もゴキゲンな一日を♫

 

 

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