その腰痛はメンタルが原因かも

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。

プレゼンティーイズムとは

皆さんは体のどこかに痛みを感じますか?

日本全体では約2,300万人、人口の約5分の1の人が

体のどこかに長引く痛みがあるそうです。

最近、産業保健の分野でも注目されている考えに

プレゼンティーイズムがあります。

 

会社に出勤しているにもかかわらず、心身の健康上の問題により、

充分にパフォーマンスが上がらない状態を言います。

 

そして、欠勤や休職、あるいは遅刻早退など、職場にいることができず、

業務に就けない状態であるアブセンティーイズムに比べて、

プレゼンティーイズムによる労働損失の方が大きいことが分かってきています。

プレゼンティーイズムによる労働損失のうち、

もっとも影響の大きいものは「腰痛・首の痛み」だそうです。

私自身は腰痛はないものの、首はいつも痛いです…。

腰痛の原因はメンタルによるものがほとんど

日本でこんなに悩んでいる人の多い腰痛ですが、

椎間板ヘルニアとか骨格の問題などが原因と思っていませんか?

最近、産業医面談した方は20代の学生の頃に

MRIを撮って椎間板ヘルニアと診断されたそうです。

当時はそこまで痛みがなかったらしいですが、痛みが悪化するようなら

「手術が必要」だと主治医から言われていたそうです。

40代になった今、腰痛はかなりひどくなっていて、

脚のしびれまで感じるぐらいになっていて

いよいよ手術をしないといけないと思っていると話してくれました。

 

「最近、受診されて手術が必要だと言われたのですか?」と聞いてみると

最近はまったく受診していないものの20年前に痛みが悪化するなら手術が必要だと

言われていたので、自分ではそろそろ手術レベルだと思っています、とのこと。

それで私が、「椎間板ヘルニアと腰痛は関係ないかもしれませんし、

最近では腰痛の原因はメンタルによるものがほとんどだと言われているのですよ?」とお伝えすると、

「そんなこと全く知りませんでした!」という反応でした。

 

詳しくお仕事の内容を伺ってみると、

かなり精神的プレッシャーが多い責任あるお仕事をされています。

さらにほとんど休みも取れていない、と。

そんな状態なのに、会社を責めることなく

「自分で改善できることがまだまだあります」とおっしゃっていて、

それは腰も痛くなりますよ…と思わずつぶやきました。

『「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』

鍼灸師であり、私のアドラーのお友達 伊藤かよこさん(かよちゃん)は

自分自身も若い頃に腰痛で悩んだ経験から

日本の腰痛患者さんを減らしたい!という信念のもと

慢性腰痛の認知行動療法を社会レベルで広げるため、

読書療法に力を入れています。

 

かよちゃんの著書である『人生を変える幸せの腰痛学校』

日本で初めての腰痛の読書療法の本として多くの腰痛患者さんを救っています。

Amazonのレビューが162件ってホントにスゴいです! 嫉妬!(笑)

 

かよちゃんとは一時期、アドラー心理学のこじんまりとした勉強会を一緒にやっていて、

この勉強会をきっかけに私のアドラーへの理解がとても深まりましたので、

かよちゃんには仲間として本当に感謝しています。

でね、かよちゃんが最近、理学療法士さんと共著で

『「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』を出されました!

私は普段、腰痛はないのですが、なんと昨日、ギックリ背中になってしまい、

本の内容がとても参考になりました。

痛いからって安静にしているよりも、動けるだけ動いた方がいいということを

本で読んで知っていたので、痛みを感じながらもできるだけ普通に生活をするように心がけて、

今日になったら痛みはあるものの、昨日よりはよくなっている感じです。

もしも、腰が痛い…と感じているなら、

『「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』 オススメですよ^_^

 

今日もゴキゲンな一日を♪

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