他者からの評価と未完了の欲求~「昭和の呪い」を解く

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。

「上司からの評価」「会社からの評価」

最近、別々の会社で面談したお二人があまりにも似ていたのでブログに書きたくなりました。

一人は30代前半男性、もう一人は40代前半男性。

過重労働にプラスして上司との関係がうまくいかないことが重なって面談に来られました。

話を聞いてみると、残業が増えているのはたしかに業務量が多いこともありそう。

そして業務量が増えているのは、「自分は上司の分の仕事も部下の分の仕事もしているから」だと言います。

お二人とも、自分のアイデンティティーの根拠を他者からの評価に置いていて、

発言には「上司からの評価」「会社からの評価」という言葉がよく登場します。

まだ小さい子どもを将来、大学まで行かせるためには

会社から評価される必要があり、苦しくてもがんばらないといけないとお話しされます。

お二人とも身にまとっている空気は「怒り」。

そして怒りの底には「悲しみ」を感じます。

私には彼らのこんな心の声が聞こえます。

「どうして分かってくれないの!」

「もっとボクを大切にして!」

「ボク、こんなにがんばってるんだよ!」

「できなくてもダメでも、どんなボクでも認めて!」

未完了の欲求

私たちは、過去に満たされない、未完了の欲求があると

時間を超え、相手を超えてその欲求を満たそうとします。

表面的には怒っているように見えるし、

「上司から評価されない」「会社に認めてもらっていない」と言いますが、

本当に認めてもらいたいのは、本当に大切にしてもらいたいのは

「お父さん」「お母さん」なんだよね。

 

でも産業医面談で突然、生育環境の話をするとビックリされるだろうし、

いきなり潜在意識に働きかけるワークもできないので、

私はこんな風な聞き方をしています。

このブログを読んでくださっている方は、

企業で対人援助職をしている方も多いと思うので、参考になればと思います。

 

「がんばらないと評価されない、苦しくてもがんばらないといけないって

生まれたときから考えている赤ちゃんはいませんよね。

だとしたら、生まれてからの人生で

あなたはその“考え”をどこから取り入れたのですか?

苦しくてもがんばれって誰の声で聞こえますか?」

 

するとだいたいのケースで「親父が厳しくて…」「母親が教育ママで…」などと

お父さんやお母さん、場合によっては部活の指導者などの話をされます。

 

たしかに自分の親の時代には「苦しくても評価されるためにがんばる」

「いい大学に入って大きな会社に入る」ことは

正しい成功法則だったのかもしれません。

自分を抑えて周囲の評価を得られる生き方をしていれば

定年後までなんとなく安泰で、まずまず幸せな人生を送れたのかもしれません。

でもそれって私は「昭和の呪い」だと感じます。

ていうか、多くの人は頭では「時代は変わっている」ということを理解しているハズなんです。

昭和の呪いを解く

今は平成も通り越して令和時代です。

VUCA時代と言われるようになって久しいです。

 

VUCAって、最初、私はYMCAかと思いましたよ。

「いや、それこそが昭和です!」ってツッコミ入れるとこです。

ってことはどうでもよくて、改めて、今は平成も通り越して令和時代です。

 

人生の選択肢も職業の選択肢も昔とは比べものにならないほどに増えています。

上記のお二人も小さい子どもを大学に行かせるためにがんばる、と仰いますが、

子ども達が成長する頃にはきっともっともっと選択肢も増えて

学ぶ方法も働き方も変わっているでしょう。

昭和の呪いから解き放たれて自分らしい生き方を選んでいいのです。

今の生き方では苦しいなと感じている人が世界中で増えているからこそ

「嫌われる勇気」がワールドワイドに大ヒットするワケです。

 

先日、夕刊に著者の岸見さんが登場していましたが、

なんと「嫌われる勇気」は世界で500万部の大ヒットですって!

印税を計算したくなりますね!

ってことはどうでもよくて、別にわざわざ嫌われなくてもいいのです。

 

時代は変わっています。

他者や会社からの評価に依存するのではなく、

昭和の呪いを解き放ち、100%の自分らしい人生を生きていいんだよ!

 

でも言葉でそう伝えたところで簡単には生き方を変えられないよね。

私も本当の意味で自分の生き方を変えるのに20年はかかりました。

と言っても、本格的に自分に向き合ったのはここ2~3年のことですが、

未完了な欲求を完了させ、昭和の呪いを解くためには伴走してくれる人が必要です。

だから世の中のたくさんの心理職の皆さんと同じように、

私も毎日コツコツと面談やカウンセリングを行ったり、

メルマガを書いたり、本を書いたりしています。

 

幸い、お二人とも継続的なカウンセリングを希望されたので

少しずつ自分らしい人生を送っていけるようなお手伝いをさせていただけようになりました。

カウンセリングって心を病んだ人だけが受けるものじゃないです。

特に男性のビジネスパーソンにもっともっとカウンセリングを受けて欲しいなって思います。

☆昭和の呪いを解く個人セッションはこちらから

 

今日もゴキゲンな一日を♪

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