人とつながれないのは自分とつながっていないから

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人のメンタルヘルスの専門家” 上谷実礼です。

アドラー心理学ではいわゆる“性格”のことを

“ライフスタイル”と呼びます。

直訳すると“生活様式”ですが、

“生き方のスタイル” “人生の型”みたいなイメージです。

性格というと一般的に変わらないもの、

変えにくいものだと思われがちですが、

スタイル、型にすぎないと考えると

変えられるもの、という感じがしませんか?

 

アドラーに出会ったのは2007年ですが、

当時、というかそれからしばらくもですが、

私は、ずーっとひとりぼっちな感覚があって、

あぁ、なんだか寂しいなぁ、

自分のことを分かってくれる仲間が欲しいって思ってたんです。

子どもの頃から、すぐに友達はできるタイプだったし、

いつもたくさんの友達に囲まれていたし、

周囲からみたら私がそんな風な寂しさを抱えているとは

思われていなかったでしょう。

でも、内面ではずっと

分かってもらいたいなぁ、仲間が欲しいなぁって思っていました。

表面的な知人友人はたくさんいても、仲間はいないって感じてた。

 

でね、アドラー派には

ライフスタイル診断という手法があって、

その中に

「もしも3つ願いが叶うとしたらどんなことを願いますか?」

というような質問があります。

アドラーに出会って最初にライフスタイル診断を受けたときは

育休中で時間があったのもあって

ハリー・ポッターシリーズをひたすらDVDで観ていました。

DVDってのが時代だよね。

今ならAmazonプライムかNetflixかな。

ハリー・ポッターの影響もあってか、

「もしも3つ願いが叶うとしたらどんなことを願いますか?」

という質問に対して私は

「魔法使いになりたい」

「仲間が欲しい」

「仲間と一緒に優しい世界を作りたい」

って書いたのです。

当時から、世界は暴力的だな、

世界は野蛮なところだな、

病気は社会が作るよな、

ただ病気の治療だけしても表面的な解決にすぎなくて

そもそも病気が生まれないように

社会のあり方を変えていかないとダメだよな、

というようなことを考えていたので、

魔法使いになって、

ハリーやロンのような信頼できる仲間と

(私はハーマイオニーっていう前提ですw 女の子だからw)

力を合わせて世界を変えたいって書いたのです。

 

それからも心の学びを続けて、今なら分かります。

当時の私が、

他の人と深くつながれなかったのは、

人に分かってもらえないと感じていたのは、

仲間がいないと感じていたのは、

自分自身とつながれていなかったから、

自分の本音や気持ちを分かってあげられていなかったから、

自分自身と仲間になれていなかったから。

ホントは私は私に一番分かってもらいたかったんだよね。

少しずつ本来の自分とつながり、

自分の本音や感情をいい悪いとジャッジしなくなり、

自分自身と仲良くなれるように、

いわゆる“自己受容”できるようになったら、

自然に私のことを分かってくれると感じる

それぞれの持ち場で、それぞれにできることで

優しい世界を創っていこうと

努力している仲間がたくさんできました。

 

もしもあなたが、

なんだかひとりぼっちな気がする、

なかなか人間関係が長く続かない、

自分を本当に分かってくれる友達がいない、

パートナーシップに課題を感じている、

一緒にいて安心できる仲間が欲しい、

って感じているのなら、

自分をことを一番分かって欲しいのは自分自身なのかもしれませんよ。

 

今日もゴキゲンな一日を!

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