何かをガマンすることは自己否定につながる

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。

○○をガマンすることは自己否定につながる

前回のメルマガでも書きましたが、

“自己受容”とは、自分が感じていること、シンプルな好き嫌い、考えていること、

体の感覚なんかを「いい」「悪い」の価値判断をせずに

シンプルにフラットに受け入れていくことです。

そして、自分の感情や体の感覚に対して

「自分の好き嫌いは人と違っていておかしい」

「こんな風に感じてはいけない」

「こんな感情を持つべきではない」と

否定したり抑圧することが、自己否定のはじまりです。

私も長年、

「自分の好き嫌いは人と違っていておかしい」

「こんな風に感じてはいけない」

「こんな感情を持つべきではない」

みたいなことをやってきたので、自己否定は根深かったです。

自己否定が根深い分、めちゃくちゃ頑張って努力して、

外から見て分かりやすい学歴とか資格とか肩書きなんかで武装することで

「がんばって結果を出している自分はスゴい!」と自己肯定してきました。

おっと、話が逸れかけましたがw、

自己受容とは自分の感情や感覚に気づくことなんだけど、

自分が感じていることや体の感覚に気づくのが難しいという方は多いです。

講座や研修では体の感覚に気づいていくワークをよく行いますが、

ゆっくりと体の感覚に意識を向けてみても

いつもガマンしすぎていてトイレに行きたいという感覚すら分からない」

という方が少なからずいらっしゃいます。

こういう方、ひとりやふたりじゃないんですよ!

 

だからね、私の講座や研修を受けた方は聞いたことがあるかもしれませんが、

私はよく「おトイレをガマンしないでくださいね~」とお伝えしています。

とは言え、社会人なのでw、すぐにトイレに行けないというシーンは

もちろんあるでしょうが、ガマンするのが当たり前になるのは

動物としての人間にとっては当たり前のことではありません。

 

これぐらいはガマンするのが当たり前ってなっちゃうと、

他の人にも「これぐらいガマンしろ」「自分だってガマンしてるんだ!」

って感じたり、言いたくなっちゃったりするんだよね。

おトイレをガマンするぐらいならまだしも、

そのうち、もっと色んなことをガマンするようになって、

他の人にもガマンを強要するようになると、

あっという間に殺伐としたイヤ~な空気が蔓延していきます。

きゃ~、怖い~!

 

おトイレをガマンすることは自己否定につながるなんて、

もしかすると大げさに感じるかもしれませんね。

でもね、自己受容とは自分の感覚に気づいていくことです。

いつもガマンしすぎていてトイレに行きたいという感覚すら分からない」

という方は、他の感覚や感情に意識を向けるのも難しいようです。

 

だからね、できるだけ、おトイレをガマンしないことは自己受容の第一歩です^_^

 

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