こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
現在、母が住んでいる大分は母の地元ですが、
私にとっての地元ではないこともあり、
毎年、お盆に“帰省”していたわけではありません。
けれども、たまたま祖父母ともに8月に亡くなったこともあり、
お盆の時期には法事のために母のところに行くことが多かったのです。
最後に母に会ったのは、今年の2月。
コロナが大騒ぎになる直前で、
福岡の研修の前日に母のところに寄りました。
母は6年ぐらい前かな?祖母の介護のために東京での生活を引き払って大分に帰り、
そこから自分で事業を立ち上げて、
祖母をひとりで看取り、
60歳過ぎてから経営者としてがんばっています。
2月に母に会った時に、Facebookにはこんなことを書いていました。
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先日の九州出張では少し足を延ばして、久しぶりに母に会ってきました✨
私の来訪に合わせて休みを取ってくれていたのですが、
休み中も何度もスタッフから電話があり、
対応している姿は母性あふれるリーダーという感じでカッコよかった~?
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滞在中は色んな話をしましたが、
母といると基本的に私が聴き役になるのは子どもの頃から同じだなぁと、
話をしながら昔のことを思い出しました。
当時、フルタイムの正社員で働く女性、
しかもシングルマザーは珍しく、
男社会の中で奮闘する母から、
いつも仕事の愚痴を聞かされていました。
母の話を聴きながら、
ときに「それは大変だよね、ママはがんばっているよね」とねぎらい、
ときに「それは上司の立場だったらこういう見方をしているんじゃない?」とリフレーミングし、
ときに「そんなことがあったら腹が立つよね~」と共感していた記憶が甦りました。
っていうか、今とやってること同じじゃんw
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大人の都合に振り回されて子どもの頃に子どもらしい時間を味わえず、
小学生の頃からやけにしっかりとした大人びた子どもで、
生育環境のせいで私の子ども時代は損なわれてしまったと感じていましたが、
私の傾聴力、カウンセリング力の原点は間違いなく生育環境や
母との関わりにあるんだなぁと、しみじみと感じた時間でした✨
(引用ここまで)
今でこそ落ち着いた母子関係ですが、
数年前までは本当にバトルばかりでした。
若い頃に母から言われた
「ミレイは普通には幸せにはなれないよ」
「ミレイの髪質だと絶対に白髪になるよ」
のような呪いの言葉の数々を恨みに思い、
苦しんで苦しんで母に直接、
「あの時、ママからあんなことを言われたのがイヤだった!」と
涙ながらに訴えても当の本人の母は
「そんなこと言ったかねぇ?」と全く覚えておらず。
拍子抜けしたのを覚えています。
アダルトチルドレンや
毒親に関する本を読みあさっていた時期もあったし、
ホントに色んなことがあったなぁ…。
ちなみに今でも白髪はないし!
さっき電話で話したら、
どういう話の流れだったか忘れてしまったのですが
「あんた達(私と妹)は結婚生活をよくがんばっていてエラいよ」と
言ってくれて、なんだか泣きそうになりました。
コロナの前に母に会っておいてよかったな。
先日、来年の1月に長崎での研修のオファーをいただいたので、
オンライン開催にならなかったら、また母に会いに行こう♪
今日もゴキゲンな一日を♪