こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
問題の中にリソースがある
多くのカウンセリングやセラピーが目指すところは
クライアントがセルフサポートできるようになることだろうと思います。
セルフヘルプと言ってもいいかもしれません。
「こうしたらいいよ」「こんな風にすべきだよ」と
外からリソースを与えるのではなく、
やたらとポジティブにリフレーミングしようとするのでもなく、
クライアントが持つ内なるリソースを大切にして、
クライアントみずからがリソースに気づいていけるように
サポートするのがカウンセラーやセラピストのスタンスです。
そして大切なことは、
リソースは
その人の問題の中に、
症状の中に、
欠けていると感じているものの中に、
嘆きや痛みの中に、
その人がダメだと思い込んでいるものの中に
込められていることが多いということです。
「これはその人のいい面だよね」
「こっちはその人の悪い面だよね」
と、カウンセラーやセラピストの主観で分けないこと。
「問題」という言葉を「能力」という表現に変えてみると、
それだけの状況を乗り越えてきた、
その人の力が浮かび上がってくるのだと思います。
今日もゴキゲンな一日を♪