パートナーシップは長らく私の課題だった

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。

 

パートナーシップは長らく私の課題だった

ここ最近、パートナーシップがテーマの

カウンセリングのご依頼が続いている。

クライアントさんが運んでくる課題は、

不思議と自分自身の人生の課題とリンクすることが多いことを

カウンセラーは知っている。

だからこそ、カウンセラー自身が

自分の人生の課題にしっかりと取り組むことは

クライアントさんのためにもなるのだ。

 

ここ最近、パートナーシップがテーマの

カウンセリングが続いているのは、

きっと私自身がパートナーシップにおいて

少しは進化できたからなんだろうな。

中高生の頃、異性を意識するようになってから、

パートナーシップは長らく私の最大の課題だった。

母子家庭で育った私にとって、

幸せな結婚生活はドラマや小説の中にだけ存在する

フィクションでしかなかった。

どうすれば持続可能な安定したパートナーシップが育てられるのか、

皆目、見当がつかなかった。

 

ずーっとソウルメイトに出会いたいと願っていた。

そして、昔は、というかホントについ数年前までは、

理想のパートナー、ソウルメイトって、

私と考え方や感じ方が似ていて、私のことを100%分かってくれる、

自分と同じような相手だと思っていた。

そういう夫婦が理想だった。

 

私がパートナーに求めた条件はただひとつ。

「ちゃんと話ができる人」

出会った頃、夫はそういう相手だと感じたので結婚した。

けれど、それは大きな勘違いだった…。

共に過ごす時間を重ねるごとに、

「どうして私のことを分かってくれないの!?」

「どうして私がして欲しいようにしてくれないの!?」

「昔はあんなに話を聴いてくれたのに、釣った魚にエサはやらないってこと!?」

という思いがどんどん膨らんでいった。

 

夫は私とは正反対、全然違うタイプ。

私が思うようには私に共感はしてくれない。

けれど、結婚してから十余年が経過し、

「この人が私のソウルメイトなんだ」という確信が持てるようになった。

3月から在宅勤務になっている夫とは一緒に過ごす時間が増えて、

夕ごはんの時に一緒に軽く晩酌をして、

色んなおしゃべりをすることも増えた。

昨日の夜も機嫌がよさそうに

自分の仕事への想いをしゃべる夫の顔を見ていて

夫が幸せそうにしていると私も嬉しいなぁとしみじみと感じた。

 

今でこそ、

夫が幸せそうにしているのを見て幸せを感じているけれど、

今から1年半ぐらい前、

私の心ない一言がきっかけになって、

私は夫から「ミレイとはもうやっていけない」と

本気で告げられたのだ。

それから何度も2人で話し合いをした。

何度もリアルに“離婚”の二文字が頭に浮かんだ。

家から出て行く夫の後ろ姿が夢に出てきた。

ものすごく泣いた。

 

恥ずかしい話なのだが、

それまでにもずっと夫は

「ミレイはオレの話を聴いてない」

「オレはミレイに大切にされていない」

と折に触れ訴えていた。

その度に私は夫の言っていることは意味が分からないと感じていた。

私はカウンセラーだよ?

人の話を聴くのが仕事なんだよ?

あなたの話、しっかり聴いてるつもりだよ?

私はちゃんとやっているのに、

それが分からない夫がおかしいと決めつけていた。

私のそんな思いが心ない一言を生み、

最終的に夫から「ミレイとはもうやっていけない」と

最後通牒を突きつけられた。

 

こういう時に私が取り組むのは自分に向き合うこと。

何度も何度も心から謝っているつもりなのに、

頑なに心を変えようとしない夫に本当にうんざりしながらも、

あの時、どうしてあんなこと言っちゃったんだろうと自分を責めながらも、

ずっと自分の中を見てきた。

この出来事が起こることはどんな意味があるのだろう?

こんなに怒っているということは夫は悲しんでいるということ。

夫が悲しんでいるということは私の中にも見るべき悲しみがあるということ。

夫が分かって欲しいと私に言うってことは、

私がまだまだ自分を分かってあげられていないということ。

目の前の現実は私が全部つくり出しているんだけど、

私は何を学ぶためにこの現実をつくっているんだろう?

私の内面のどこに夫が反応してこういう現象が起こるんだろう?

夫はずっとミレイに大切にされていないって言っているけれど、

それって私が私を大切にできていないってこと、

でも、私なりに自分に向き合っているつもりなのにまだ足りないの?

私はいったいどうすればいいんだろう?

 

自分なりに努力しているつもりなのに

あまり現実が変わっていないように感じられることに対して、

話し合いという形で何度も夫を責めた。

その度に夫から「ミレイは何にも変わっていない」と言われた。

頑固すぎる夫に、何度も「もう手を離そう」と考えた。

私もツラかったけど、寂しそうな夫の顔を見て

「結婚したときはこんなはずじゃなかったんだけどな。

私も彼を幸せにしたいと思って結婚したのに、

こんなに寂しそうな顔をさせてしまっている」とまた自分を責めた。

 

2人の関係をどうにかしようともがいていた時はどうにもならなかったけれど、

この数ヶ月、まだホントにたったの数ヶ月、

「あ、なんか抜けた」と感じている。

昨日も機嫌よさそうにしている夫の顔を見ながら

「ものすごく変わったな」と感じた。

どうして変わったんだろうと自分に意識を向けてみると、

やっぱり私が私を大切にするということにコミットしたからなんだろうと思う。

まだまだ残っていた家族のために自分がガマンするというのを手放した。

その結果、以前から手抜きだった料理はさらに手抜きになったw

家が片づいていなきゃという思いを手放した。

その結果、以前よりうちが散らかっているw

家族を優先して自分のやりたいことや仕事を後回しにするのをやめた。

その結果、ますます仕事が楽しくなったw

手抜き料理も散らかった家も、「ま、いっか」とそのままに受け入れた。

その結果、自分を許せるようになった。

そして、私がまだまだ残っていたべきねばを手放して

イヤなこと、やりたくないことは完全にやめて、

自分を大切にすることに集中していたら、

気づいたら夫が以前よりも私を大切にしてくれるようになっていた。

 

頭では分かっていたつもりだったけれど、

ホントにそうだった。

自分で自分を大切にできるようになると

他の人から大切にしてもらえるようになるんだ。

パートナーシップは長らく私の課題だと思っていたけれど、

結局はセルフパートナーシップ、

私が私とどうつき合うかということが真の課題だったのだ。

分かっていたつもりだったし、

本にも書いてきたけれど、

ホントのことでした!

 

今日もゴキゲンな一日を♫

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