こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
ダンナの話がつまらない
カウンセリングのテーマが夫婦関係ということはよくあります。
「ダンナと話が合わない」とか
「ダンナの話が面白いと思えない」という訴えもけっこうあります…。
心地のよいパートナーシップを作るためには“共感”が大切だとは分かってはいても、
話が合わない、と感じる場合は難しいと感じるかもしれませんね。
他には男性からの意見としてけっこうあるのが、
「共感しろと言われても、自分と違う考えの人に共感するのは難しい」
というような発言です。
共感については 三女本にも書いているのですが、
似た言葉に同情や同意があります。
「共感する」とは別に相手と同じ感情になったり、
同じ意見になったりする、という意味ではないのです。
同意とは、相手の考えや意見に賛成し、「私も同じ意見です」と意思表示することです。
同情とは、相手がどんな状況や気持ちでいるのかは関係なく、自分の価値観で相手の状況や気持ちを評価し、「かわいそう、こんな状況になって大変だね」というような相手をジャッジするような態度で関わることです。上から目線な感じです。
共感とは、相手の置かれた状況や相手が関心のあることに関心を持ち、相手を理解しようとすることです。
我が家でも、超理系の夫が話すことは
私にはちんぷんかんぷんということはよくあります。
つまらないというか「夫の話が分からない!」という感じです。
シュレディンガー方程式とか、知らんがなw!
余談ですが、私は医学部ですが、全く理系ではなく
なかでもとにかく物理が苦手で、テストはいつも赤点でした。
私なりにがんばって勉強しましたが、努力してなんとかなりそうな感じもなく、
テストの時間は分からなさすぎて時間が余りまくりで、
大問1の(1)だけなんとか書いて、あとの時間は解答用紙の裏面に
「がんばったのですが、まったく理解できません。ごめんなさい」と
先生へのお手紙を書いたり落書きを書いたりして時間をつぶしていました。
他の科目はそれなりになんとかなっていたので、
人には向き不向きってものがあるよね、と思います。
余談はさておき、夫が話している内容は理解できなくても
楽しそうに話している夫を眺めていると嬉しい気持ちになりますし、
夫が好きだと感じられることがあるのも嬉しいし、
「この人はこれが好きなんだな~」と夫が好きなことを大切に思うことはできます。
これが「共感」なのです。
ただ、私には全く理解できないし、話の内容が面白いか面白くないかと聞かれると
正直言ってそんなに面白くはありませんw
だからね、同じ意見や好みではない人にも共感を示すことはできるし、
共感を示した上で、「私は別の意見を持っている」と伝えてもいいのです。
もしもパートナーが楽しそうに話している様子を大切に思えないのなら、
夫婦関係を考え直した方がいいのかもしれませんw ⬅スパルタミレイ登場。
場合によってはカウンセリングへどうぞw
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