“褒める”と“勇気づける”の違い

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容と自己理解のためのサポーター” 上谷実礼です。

“褒める”と“勇気づける”の違い

アドラー心理学の本には「褒めると勇気づけるは違う」と書いてあると思います。

そして、「褒めること」は褒められた人が褒められることに依存する可能性があるので注意、とも書いてあることが多いです。

伝える人によって様々に定義がなされていますが、

私がお伝えするミレイアドラーでは

「勇気づける」とは所属感と貢献感が持てるように関わること、としています。

所属感とは「ここには自分の居場所があるな。周りの人は仲間だな。自分は仲間として大切にしてもらっているな」と感じられるような感覚のことです。

貢献感とは「自分は(今の自分のままで)役に立てているな」と感じられるような感覚のことです。

だからこそ「ありがとう」と感謝を伝えることはシンプルだけどパワフルな勇気づけになるわけです。

「ありがとう」と伝えてもらえると、目の前の人のことが仲間だなって感じられて

自分は役に立てているなって感じがしますよね?

そして、これも最近の私の定義ですが、

勇気づけられると、人はありのままの自分で他者との関係に向き合っていくためのエネルギーが湧いてきて、

そのエネルギーが「勇気」なんだと思います。

詳しいことはこの本に書いてありますので、興味があったらぜひお読みください^_^

 

 

「褒める」ことには褒める人の評価的な視点が入っています。

どの言葉を使うと「褒める」ことになって、どの言葉を使うと「勇気づける」ことになるのか、

ということはケースバイケースですし、お互いの関係性にもよるので

厳密にはこの言葉は「褒める」ことにつながって、この言葉は「勇気づける」ことになるかは

厳密にはキレイに分けられませんが、

スゴいね! 素晴らしいね! さすがだね!のような言葉は、私は評価的だなと感じます。

私の理解では「あなた」が主語になるようないわゆるYOUメッセージで伝えることは

評価的に感じるし、褒めるニュアンスが出るなと感じます。

「あなたは素晴らしい」「あなたはスゴい!」は「あなた」を主語にしたYOUメッセージになりますよね。

とは言っても「スゴいね~」とかは、私も言っちゃいますけどね笑。

余談ですが、とあるアドラーの講師が講義中にやたらと「素敵です~」を連発していて、

私はあまりいい感じがしませんでした…。

 

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でね、ここからが今日の本題なのですが、

仲間のひとりから

「褒めるのは結果がよかったときしか言えないけど、

結果が思わしくなかったときにも勇気づけの声掛けができること、

褒めるよりも勇気づける方がいいってことは分かったけれど、

子どもが何かで一番になるとか、試合に勝つとか褒めたい気持ちになるときもあるよね?

そんな時はどんな風に声掛けするのがオススメ?」

という質問がありました。

この質問に対する回答が分かりやすかった、と言ってもらえましたので、

ブログでも共有しますね!

何かで一番になったり、優勝したりしたときは「スゴいね~」って言いたくなりますよね。

でも、本当のところ、子どもがその結果に対してどう感じているかは

本人に聞いてみないと分かりません。

一番になったり、試合に勝ったりしたら当然嬉しいに違いないと考えるのは、

よく考えると思い込みですよね。

ですから、私だったらまずは子どもに一番になったり、試合で勝ったりしたことに対して

どう感じているか子どもの気持ちを聞いてみると思います。

もしかしたら試合に出られなかった控え選手の仲間のことを思って

手放しでは喜べない、とか複雑な気持ちがあるかもしれないし。

もっともっといい点数を取って勝ちたかったという悔しい気持ちがあるかもしれないし。

そして、子どもに気持ちを聞いてみて、その気持ちに対して

「あなたはそう感じているんだね」「あなたが喜んでいるのを見るとママも嬉しい気持ちになるよ」

みたいな感じで伝えると思います。

たとえ一見、うまくいったような結果に感じられることだとしても、

自分の視点からみてどうかを判断、評価するのではなく、

そのことに対して子どもがどう感じているのかを聞いてみて、

子どもの気持ちをそのまま受け止めて、子どもの気持ちを聞いてみたことで

自分の中に生まれた感情を「私」を主語にしてI(アイ)メッセージで伝えることで、

子どもは「自分は仲間として大切にしてもらっているな」という所属感を感じられると思うのです。

とは言え、実際には私も「おめでとう! スゴいね! がんばったね!」のように伝えることももちろんありますが、

「おめでとう! スゴいね! がんばったね!」以外で、

結果がよかったときに評価的にならずに勇気づける関わりとして

私だったらこうするかな、ということをまとめてみました。

ブログにはあまりアドラー色全開の内容は書いていませんが、

講座や研修では適宜お伝えしていますし、ご質問は大歓迎です!

参考になれば幸いです^_^

 

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メルマガ☆1周年企画、3名様とおしゃべりさせていただきました~。

いただいた感想の一部をご紹介しますね~。

◆ミレイ先生と話してみてどうでしたか?
まず綺麗な先生と直接お話しできるだけで、テンションが上がりまくり。先生の落ち着いた感じ、否定しない実直な姿勢に安心し、言語化することの大切さを再確認。加えて聴いてくれる人のありがたさを再確認できたので、明日からまた自信を持って傾聴ができそうです。ありがとうございます。

◆ミレイ先生ってどんな人?
美人。表情豊か。笑顔が素敵。頭の回転が速い。努力家。人に優しい。犬に優しい。犬の個性を大事にしている。面白い。太っ腹(メルマガ企画)。自分の意見をはっきり伝えられる強さがある。人への感謝や想いを具現化している。

もしも本を読んでくださっていたら本の感想もお寄せいただけると嬉しいです!
本の字体、字の大きさ、挿絵に優しさを感じます。知的な文章を書ける力もありながら、医学書のような堅さではなく、あえてこのスタイルを取られている点に先生の思いの深さと気遣い、優しさを感じます。
本の内容は素敵な言葉や同感点が多すぎて、「本の中で特にここが自分の中でヒットしました~」とお伝えしたいのに、選択に困るくらいです。
あえて選択するなら、私の課題を明確化している「他者に影響を与えるための秘訣は…自分のことが嫌いなのに他者から好きになってもらうのは難しそう」の『はじめに』の言葉。
そして私がずっと大事にしていることと共通するのが、マインドを大切にする点。スキルももちろん大事だと思っていますが、マインドがベースでありたいと思っています。だからマインドやスキル、ナレッジを丸で同じ大きさで表されるよりも、三角形のベースで表される方が受け取りやすい私です。その表し方一つにも思いを感じ嬉しくなりました。
あと、こうなれたら良いな~と憧れている点が「楽観主義」。すぐフリーズする癖があります。フリーズせずに面白がれる人を目指して、ビリーフの書き換えをしていきたいと、意欲が湧きました。ありがとうございました。

◆その他、ミレイ先生へのメッセージなど、ご自由に!
忙しい中、楽しい、貴重な時間をありがとうございました。自分が好きだと思った人の言葉、表情を思い出して自分の中で対話後に再洞察できる時間も好きです。先生のおかげでそんな機会を得られて感謝しています。

 

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またいろんなタイミングでメルマガ企画を計画していきますので、どうぞお楽しみに^_^

 

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