先週末、ゲシュタルト療法の第一人者 ももちゃんこと百武正嗣氏による2Daysワークショップを開催しました!
1日目15人、2日目20人、延べ35人の皆さまと濃厚な2日間をご一緒させていただきました。
今回のテーマは「からだ」「ソマティック」
心理療法は数多くありますが、ゲシュタルト療法は伝統的に「からだ」に働きかける心理療法です。
人は言葉で語っていることだけではなく、体全体でその人を表現しています。
ゲシュタルトのワークはクライアントが自分自身に気づき、自分を理解していくプロセスをファシリテートします。
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ものすごく怖いこと、恐怖や命の危険を感じるような出来事があったとき、恐怖や恐れは脳ではなく体に記憶されます。
意識としては「あれはもう済んだこと」「遠い過去の出来事」になっています。
なんなら、「昔、死にかけたことがあるんだよ」的な武勇伝として笑いながら語られることもあります。
でも、体、筋肉には無意識レベルで恐怖が残っていて、同じように筋肉を緊張させるような状況が起こったときに無意識に「怖い」という感覚が沸き上がってきます。
自分でもなぜだか分からないけど、漠然とした対象に対して(例えば、人が怖いとか、素早い動きをするものが怖いなど)、怖さや恐怖、不安を感じるときには、体で同じような感覚を感じた過去の体験と紐づいているかもしれません。
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2日間のワークショップでは瞬間凍結されたかのように体に刻み込まれた記憶がゆっくりと融けていくような瞬間に何度も立ち会いました。
体の芯の方で固まっていた緊張が解けると、血色がよくなり、手足が温かくなり、呼吸がしやすくなり、顔の表情が立体的になります。
特に1日目、東京は寒い日でしたが、体もポカポカになるゲシュタルト、素晴らしいです?
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ワークショップには初めてお会いする方もたくさんいらっしゃって、ご縁がつながり、時間と空間を共有できるありがたさにも涙が出そうになりました✨
ももちゃん、ご参加の皆さま、ありがとうございました?