COVID-19が私たちに突きつけているもの

全世界が初めての経験をしている。

私自身も先月下旬から、生まれて初めて向き合うことばかりの毎日だ。

個人としても人類としても見ないふりをして、先延ばしにしてきたことに否応なしに向き合わされている。

そして、今まで当たり前、前提だと思わされてきたこと、価値観の根底がガラガラと音を立てて崩れていっている。

身近なところでは
別に会社に行かなくてもいいんだ
学校だって必ずしも行かなくてもいいんだ
軽い風邪ぐらいなら寝ていれば治るんだ
ということに初めて気づかされた、という人は少なくないだろう。

 

私はこんな風に感じる。

私たちに突きつけられているのは、人類としての立場でみると大変な変化であるが、
視野や時間軸を変えて地球視点でみると、
行き過ぎた自然破壊、
過剰なまでのグローバリズム、
ひとつの国レベルでは制御できなくなった実体なき資本主義経済、
肥大化しすぎて利権まみれで開催地を見つけるのにも苦労するオリンピック(アスリートに対するリスペクトはあります)、
利便性を追い求めて都市に密集して住むこと、
増えすぎた自動車(コロナ発生後に中国の大気汚染は改善した)などは、
そもそも本当に必要なの?
いい加減に転換する時期だったんじゃないの?
ということに直面する絶好の機会なんじゃないのか。

 

平時にはなかなか変えるのが難しいことが、どんどん変えられている。

私権の制限と国家の権限についての関係が少しずつ変わる気配を感じる。

なかなか実効性を持って進まなかった働き方改革は一足飛びに進んだように見える。

人の移動が減ることで環境負荷も減り、SDGsの活動にもいい影響があるだろう。

卑近なところでは、なかなか削減が進まなかったPTA活動は来年度、ほとんど停止することになった。
会費の徴収も停止される見込みだ。
私は史上初の活動がないPTA会長になってしまったw
(PTAなんて必要ないんじゃない?という議論は平時にはまともに取り合ってもらえなかった)

 

偉そうなことを言っているが、私自身も向き合いたくなくて先延ばしにしてきたことに、人生で初めて重い腰を上げて向き合わされている最中である。

大切なことに気づかされて幸せを感じる瞬間もある反面、見たくなかったものを見なくてはならず、めちゃくちゃ苦しい瞬間もある。

 

我々は歴史に残る時代に生きているんだ。

自粛自粛でメンタルまで縮こまっている場合じゃない。

この変化、変容の時代をしっかりと見届けよう。

そして、自分の中にも変容の種を見つけよう。

外に出る必要も誰かに会う必要もない。

自分にとって大切なものは自分の中にしかないのだ。

自分の内なる声に耳を傾けよう。

 

医療現場の最前線で感染のリスクと隣り合わせで踏ん張っているたくさんの仲間達に感謝を。

本当にありがとうございます。

みんな、とにかく外に出ないで、自分の内側に意識を向けてください。

ひとりでも多くの人が生き延びられるように。

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