こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
ネコはイヌよりも上!?
私はステート(心の健全度)が下がると、
人と比べて落ち込む、というパターンを持っています。
そして人と比べて落ち込んで、さらにステートが下がるという悪循環に陥ります。
ちょっと前のメルマガにも書きましたが、
8月に入ったぐらいからステートが低い状態でしんどかったです。
ステートが下がるきっかけもだいたい把握できてきたので、
それについてもまた気が向いた時に書きます。
でね、心の健全度が下がった私の、人と比べっぷりはスゴいです笑
私の周りには素晴らしい仲間がたくさんいるのですが、
特に今回は、自分の中の天命使命、パッションに突き動かされて
派手に活動しているように見える仲間たちの姿がまぶしく見えて仕方ありませんでした。
多分、私の中には「自分の中のパッション、突き上げるような、こみあげるような
情熱に突き動かされて迷いなく活動できなければならない」
というビリーフがあるんだと思います。
私も執筆を始めとして自分の仕事にはコツコツと取り組んでいるし、
メルマガも毎日書いているし、
産業医としてもカウンセラーとしても本気で仕事をしているし、
自分にできることはやっているのですが、
あまり派手なプロモーション活動もしていないし、
自分の中の情熱に突き動かされるように活動しているというよりは
静かに淡々と活動している感じなので、
「自分の中の天命使命を全うするために!」
みたいに熱くなっていない感じがする自分は
派手な活動をしている仲間たちと比べてダメだと思えてしまったのです…。
こういうモードになると自己否定の嵐が吹き荒れます。
私の周りには魔女も多いのですが、
あいにく私にはそっち系の能力は全くなくて、
オーラもみえないし、色んなものを下ろしてこられないんです。
今回は、そういう「普通の人間」である自分にも劣等感を感じるという現象も起きました。
で、だいたいの魔女はネコを飼っているんです笑
すると、イヌを飼っている自分までダメに思えて来て、
「私はどうしてネコを飼っていないんだ−」と馬鹿げたことでまた自己否定が始まります。
我が家のかわいいワンコ達の立つ瀬がありません…。
改めて文字にしてみるとおかしすぎるのですが、
イヌとネコの話をスクールでしたら、みんな大うけで、
あるメンバーが
「自分も断然イヌ派だけど、猫好きにはなぜかわからないけれど劣る感覚があって、
「なんで私は猫が好きじゃないんだろう!?」と自分を否定することがある。」
と話してくれました。
分かるよ~! 共感するよ~!!
彼女はさらにこんな風に分析していました。
「猫の自由さをずるい・うらやましいと思うことと、
猫好きの人に割と自由人が多いので彼らがうらやましいのかなと解釈している。」
ふむふむ、なるほど。私も勉強になります。
スクール生の考察はさらに進みます。
「犬と猫の話から、ミレイちゃんが3冊目で書いている
『自分らしさは好き嫌いなどの感覚』についての理解が進んだ気がする。
好き嫌いの純粋な気持ちさえも否定しているのだなと、気が付いた。」
そうなんですよ!
自分の中の自己否定が強いと、単に「猫よりも犬が好き」という感覚にまで
ダメ出しするようになるのです!!
冷静に考えると笑えるのですが、
今回のステートが下がった出来事を通して、
私自身の中にもまだまだ残っている自己否定の残りかすにも気づけました。
いやぁ、8月は自分の中で起こることについて
色々と興味深い体験をしました。
おかげさまでここに書いたような私のジタバタ話を傾聴してくれて
「ミレイちゃんの気持ち、分かるよ」
「ミレイちゃんはそのままでいいんだよ」と言ってくれる仲間がたくさんいて、
一緒に学ぶスクールのメンバー達にも恵まれていることに
感謝しかありません!!
以上、「ネコはイヌよりも上!?」でしたw
今日もゴキゲンな一日を♪