こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
自分のビリーフ通りの現実を、自分で作っている
今日は私には珍しく恋愛ネタですw
別に相談があったわけではないのですが、ちょっと書きたくなりました。
若かりし頃は私も恋愛でかなりジタバタしたものですから…。
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私は「今のままのあなたでいいんだよ~」
好ききらいの感情や感じ方が自分らしさだよ~」と
“自己受容”の大切さをお伝えしているところですが、
「今のままの自分ではダメだ」と自己否定するビリーフがあると
「お前はこういうところを直せ」とかって言ってくる人を不思議と引き寄せちゃうんだよね。
ていうか、パートナーや家族に「お前」っていう言い方はどうなの!?って思うけど、
それは今日は置いといて…。
心の学びをしていくと、自分が現実を作っている、というような話を聞くと思うのですが、
自分のビリーフ通りの現実がホントに作られていきます。
たとえば…
「今のままの自分ではダメだ」というビリーフがあるとします。
「今のままのあなたではダメだ」と言ってくる人に出会うと
「やっぱり自分はダメだよね」と確認して自分のビリーフを強化し、
「今のままの自分ではダメだ」という世界観の中にいつづけることになり、
「今のままのあなたでいいんだよ」と言ってくれる人に出会っても、
「今のままの自分ではダメだ」と自分では信じているものだから、
「そんなはずはない! 私はダメなんです!」と
相手の言葉を信じられずに否定して
「今のままのあなたでいいんだよ」と言ってくれる人を遠ざけるので
結局は自分の周りには「今のままの自分ではダメだ」と感じさせる人ばかり集まる…
ということが起こります。
で、不思議と自分のビリーフ通りの現実が作られていく、というワケです。
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私も若かりし頃というよりけっこう最近まで自己否定が強かったので、
(表面的には努力して結果を出して明るく元気に自己肯定してポジティブな人を演じていましたが)
見事に「自分はダメだからもっと改善しなきゃ」という現実をつくり出していました。
もう20年以上前の話ですが、大学に入って初めてつき合った人は典型的なモラハラくんでした。
事あるごとに「お前はバカだ、お前みたいなヤツがどうして千葉大の医学部に現役で入れたのか分からない」
と言われていました。
実際、私自身が奇跡的に合格したと思っていて「自分は同級生と比べて劣っている」と感じていたので
そういうモラハラくんを引き寄せちゃうんだよね。
最初は冗談やいじりみたいな感じだったと思いますが、冗談でもイヤなものはイヤなんだよ!
久しぶりに思い出しましたが、あれが恋愛だと思っていたのだから若い頃は大変だったなぁ。(遠い目)
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それから月日を経て、心の学びを経て、自分とつながり自分にOKを出して
自分を大切にする生き方ができるようになると、
「今のままのミレイでいいんだよ~」と言ってくれて
私を大切にしてくれる人ばかりが周りに集まるようになりました。
夫から「ここを直して欲しい」なんて言われたことありません。
素のままの私をとてもリスペクトしてくれています。
これって私だけの経験じゃなくて、私の周りの仲間たちにもよく起こっていることです。
本当に自己受容できるようになると、そのままの自分を大切にしてくれるパートナーに出会えるんです。
自分が現実を作っているのです。
もしも周囲の人から色んなカタチで「あなたはダメだ」というメッセージを受け取っているとしたら、
自分で自分を大切にしてあげてね!という人生からのメッセージかもしれませんよ。
今日のタイトルは、私が心の学びのプロセスで出会った本のタイトルですが、
自己受容の助けになる一冊だと思いますので、よかったら読んでみてくださいね^_^