こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容と自己理解のためのサポーター” 上谷実礼です。
ワガママはダメなの!?
いや~、前回ブログを書いたのはいつだっけ!?
しびれるぐらいに慌ただしい毎日が続いております!
最近、某有名WEBメディアの取材を受けました。
来月号に掲載される予定なので、
さて、少し前のことになるのですが、
仲間と「ワガママはダメなの!?」
日常会話でも
「あの人はワガママだよね」とか
「こんなワガママ言えないよね」とか
「ワガママな人は嫌い」みたいな言葉はけっこう聞きます。
子どもに対しても「ワガママ言うんじゃないの!」なんて
つい口にしてしまうことはありませんか?
時折、研修で自分の短所を挙げてみるワークを行うのですが、
短所に「ワガママ」と書く人は珍しくありません。
仲間と話していたときも、人から「お前はワガママだ」
どちらかというとネガティブな文脈で語られていました。
でもね、私は「ワガママ」は「我がまま」
「自分自身であること」「ありのままの自分であること」が「
だからね、「我がまま」であることは素晴らしいことだし、
私自身、「我がまま」でいたいと思います。
そう考えると「ワガママはいけない」という言葉には
「あなたは自分自身でいてはいけない」
「ありのままのあなたではいけない」
という恐ろしいメッセージが込められている気がしませんか。
きゃ~、怖い~。
だいたい人に「ワガママはいけない」という人は
自分自身に「自分のままであってはいけない」と
めちゃくちゃ制限を掛けている可能性が高いです。
あなたはあなたのままでいいんだよ~。
「言霊」とも言いますが、言葉の力は想像以上にパワフルです。
私たちは言葉を使って物事を認識し、表現していきますから、
自分のボキャブラリーにある言葉、
自分がよく使っている言葉の通りに現実が作られていきます。
自分がどんな意味を込めて、どんな言葉を使っているか、
意識的になってみてくださいね。
「ワガママでいい」というと
「周りの人のことを考えずに自分勝手でいいのか」とか
「自分のことだけ考えるなんて単なる自己チューじゃないのか」
「我がまま」であることと「人を大切にする」
「人を大切にする」ことはある程度“やり方”
コミュニケーションのやり方とか声掛けの仕方とか、
本とか研修でもたくさん学べます。
ていうか、私も本や研修でお伝えしていますw
でもね、「自分自身であること」「ありのままの自分であること」
人から教えてもらってできるようになることではありません。
「我がまま」でいいのです。
あなたのままでいいのです。
自分自身であっていいのです。
あなたはあなたであっていいのです。
そして逆説的なのですが、
あなたが「我がまま」に生きられるようになると、
他の人の「我がまま」を受け入れられるようになります。
人を大切にする、とはその人の「我がまま」
つまり、あなたが「我がまま」でいるということは
他の人を大切にすることにもなるんです。
だからね、安心して「ワガママ」でいちゃってね♡