ソマティック・ゲシュタルトのコースが終了しました

 

6月から5ヶ月間受講していたソマティック・ゲシュタルトのコースが終了しました。
 
講師はゲシュタルトの師匠ももちゃん
 
ももちゃんはゲシュタルト療法の第一人者であるだけでなく、
 
生命力と想像力を高めて心身を活性化するメソッドである
 
フェルデンクライスの国際ラインセンスホルダーでもあります。
 
体を動かすというと、各種の運動や筋トレ、ストレッチなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。
 
フェルデンクライスメソッドは、赤ちゃんが体の動きを無理なく身につけていくプロセスを再体験することで、
 
自然な動きや姿勢、呼吸などを身につけていきます。
 
 

「ソマティック(Somatic)」とは、「からだの」という意味です。

心理療法は数多くありますが、ゲシュタルト療法は伝統的に「からだ」に働きかける心理療法です。

 

日常の思考の世界では社会の価値観に基づいて行動することがあまりにも当たり前になっています。

けれども私たちの身体感覚はもっと自由に生きたい!とメッセージを送ってきています。

身体からのメッセージを抑え込み、社会の価値観に適応することにエネルギーを使ってしまうと、

なぜか疲れやすくなったり、モチベーションが上がらないように感じたり、生きづらさを感じるようになります。

 


認知行動療法(CBT)のように主に「あたま」に働きかけるメソッドは医学的にもエビデンスがあるとされており、

大変有効なものではありますが、

セラピーの現場では「頭では分かっているのに、できない」とか

「自分でもどうして身体や感情がこんな風に反応してしまうのか分からない」とか

「自動思考のメカニズムは分かっても止められない」というケースは珍しくありません。

「あたま」と「からだ」全部合わせて「あなたという人」ができています。

主に「あたま」にのみ働きかけるメソッドにはどうしても限界があるのです。


今回のコースではゲシュタルト療法に加えてフェルデンクライスメソッドを学び

「今ここ」の「からだ」の状態にアプローチすることによって、

あたまでどんなに考えても分からなかったことや、あたまでは理解できた気がするのになかなかスッキリしない悩みや身体の感覚などに気づいていくことができました。

 

また、からだを緩めていくことで、からだに緊張という形で記憶されていたネガティブな記憶を解放し、

こころも緩めていくというメソッドを教わりました。

 

5ヶ月間で学んだことを今後の自分のセッションにも活かしていきますよ\(^O^)/

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