こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
オンライン会議や面談が増えたことでの悩み
先日、講師・カウンセラー仲間と話していた時のこと。
テレワークが一般的になり、オンラインでの会議や面談が増えたことにより、
部下を持つ上司の皆さんは悩んだり苦しんだりしているよね、ということが話題になりました。
オンライン会議や面談の時に、テレビ会議システム(ZOOMやMicrosoft Teamsなど)の
カメラ機能をONにしない部下がとても多いのだそう。
話をしている時に部下の表情が見えないと、
相手が何を感じているのか、何を考えているのか分からないので、
とても不安になる、という訴えがよく聞かれるという状況は仲間と見解が一致しました。
私たちは言葉以上に相手の表情やまなざし、身振り手振り、姿勢などから
たくさんのことを感じ取っているのですよね。
ビデオ会議の際にカメラ機能をどうするか、ということについて
皆さんの会社や組織では何かルールを作っていますか?
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この件は、マナーでも「空気読め」的な話でもなくて、
しっかりと根拠を示してルール化した方がいいというのが私の考えです。
私たちは単に言葉から情報を読み取っているのではない、
メラビアンの法則が有名かと思います。
ビデオ会議の際に部下の顔が見えなくて不安を感じるという
上司の皆さんの声を聞いていると、
コミュニケーションの手段の違いによって読み取る情報には違いが
という話にとどまらず、コミュニケーションツールの違いは
安全安心にも関わってくることを改めて痛感します。
テレワークについての本で、ビデオ会議の際のカメラ機能について
科学的に言及してある本は他にはないんじゃないかな?
手前味噌ですが、テレワークでの部下との関わりに悩む
すべての上司の皆さんのお役に立てる本だと思います。