今年の3月に『全肯定保健指導®』を上梓しました。
そして、保健指導の枠を超え、
さまざまな対人支援の場で活用できる面談メソッド「全肯定面談」へと発展させた、
「全肯定面談3Daysワークショップ2026」が
9月19日から始まりました。
このワークショップは、
全肯定保健指導®を一緒につくってきた
加藤隆行さん(かとちゃん)と2人で進めています。

10月17日に第2回を終え、いよいよ残すところあと1回となりました。
今回は、ここまでの様子を少しご紹介します。
「聴く」ことから「自己一致」へ
第1回のテーマは「聴く」。
第2回は「自己一致」。
全肯定面談で大切にしているのは、
相手を変えようとするのではなく、
本人が自分の本音に気づき、
自分で選べるようになること
です。
そのために、
まずは安心して話せる関係をつくり、
そのうえで相手の感情や「べきねば」に丁寧に目を向けていきます。
ワークショップでは、講義やデモンストレーションに加え、
3人一組で
・クライエント役(C)
・ファシリテーター役(F)
・オブザーバー役(O)
を体験する「CFO」を繰り返しています。
頭では理解したつもりでも、
実際にやってみるとなかなか難しいものです。
つい

うまくできなかった

もっとこうすればよかった
と、自分のできていないところに目が向いてしまうこともあります。
だからこそ、皆さんに繰り返しお伝えしていることがあります。

うまくやろうとしなくていい。
間違えてもいい。
自分に全肯定で参加してほしい
そもそも、休日を使って学びに来ている。
そんな自分を、まずは全肯定してほしいのです。
参加者の声の一部をチラ見せしちゃいます

聞き方がしっかりしていれば、特に質問がなくても、次々と話をすることができ、自然と思考が整理されていくことを実感しました。

最初は「うまくできなかったかも……」と思いましたが、クライアント役の方から、感情や感覚に関連した気づきがあったという感想をいただき、「自分にもできそう!」と嬉しくなりました。

失敗できる環境を作ってくださって、ありがとうございます!
安心して失敗できること。
自分の感じたことを、
そのまま表現できること。
そんな場であること自体が、
全肯定面談の大切な学びなのだと思います。
「お腹にアンカーがあれば世界平和に」
今回、繰り返し練習していることの一つが、
「お腹にアンカー」。
相手の話を聴きながら、
自分のお腹の感覚にも意識を向けてみる。
相手の感情に巻き込まれたり、
何とかしてあげようと焦ったりせず、
自分自身に戻ってくるための練習です。
第2回の最後に、私はこんなことを話しました。
「お腹にアンカーがあれば世界平和に」
ちょっと大げさかもしれませんが(笑)。
自分の内側で起きていることに気づき、
相手のことも否定せずに理解しようとする。
そんな関わりが増えていったら、
人と人との関係はもっと穏やかになるんじゃないかなと思います。
講師が「蚊帳の外で寂しい」と感じるほどに
そして、第2回の最後に、
かとちゃんがこんなことを話していました。
CFOを見ていて、蚊帳の外で寂しい。
それだけみんなが仲良くなっている
最初は初対面だった皆さんが、
お互いの話を聴き、
自分のことを話し、
気づきを分かち合うなかで、
少しずつ打ち解けてきています。
全肯定面談は、
安心して話せる関係をつくるための学び。
その学びの場そのものにも、
安心できる関係が育ってきているようです。
いよいよ次回は最終回。
最後のテーマは「全肯定」です。
参加者の皆さんと、
どんな時間を過ごせるのか。
今からとても楽しみです。
※「全肯定保健指導®」はヒューマンハピネス株式会社の登録商標です。
