こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人のメンタルヘルスの専門家” 上谷実礼です。
おかげさまで好評です!
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佐藤たけはるさんのYouTube Liveに出演しました!
昨日はアドラー仲間であがり症専門カウンセラー 佐藤たけはる氏と
たけちゃんの弟子?の笹れいこさんとYouTube Liveでおしゃべりさせていただきました♪
Liveで見てくださった方が何人もいらしたようで、
コメントやMessengerで「見てるよ~」と連絡ももらい、
とても嬉しかったです!
YouTubeで見られますので、昨日、Liveで見られなかった方、
ご興味があったらぜひご覧になってくださいね!
たけはるくんの新刊もオススメですよ!!
人前で話すのに自信がつくアドラー心理学: どうすればあがり症を克服できるのか
たけちゃん、れいこさん、昨日はありがとうございました♡
久しぶりに思い出した過去
昨日のトークの中では、私が28歳で臨床を離れて
産業医の道に進むことになったあたりの話をサラッとしましたが、
実際は全くサラッとしていなくて、20代は私にとってかなりの暗黒時代でした…。
臨床医時代の後半の頃にいた病院は
たくさん救急車の受け入れをしていたので、
さながら“野戦病院”という感じでした。
週に3日ぐらい当直があって、肉体的に疲労困憊だっただけでなく、
とにかく人生にトラブルが多くて、
当時、お付き合いしていた人とも
いろんな困難なことが起こった末に
ものすごく不本意な別れ方をすることになったり、
当時はそこまで顕在意識化されていないものの、
そもそも私には臨床が合っていない、
私がやりたいことはこれじゃないという思いが潜在意識にあったので、
ストレスがものすごかったです。
学生時代は競泳の選手だったので
社会人になってからもプールに通うことでなんとか自分を保っていたのですが、
週に3日も当直をしているとプールに行く余裕もなくなり、
そうするとますます悪循環になり、
ストレスでものすごく食べていました。
医局(医師の休憩用の部屋)に自由に食べられる
チョコやおせんべいなどのお菓子が置いてあったのですが、
ガラスの容器に入っている揚げ菓子をよく食べていました。
今も親友の当時の同僚から
「ミレイちゃん、医局のお菓子を抱えて食べてたよね」
と今でも言われますが、ガラスの容器を抱えこんで
仕事の合間にずーっと揚げ菓子を食べていました。
それだけでは止まらなくて、
仕事の帰りにはコンビニで菓子パンを大量に買い込み、
食べることでなんとかストレスに対応していました。
すると、当然、体重が増えるわけです。
大学を卒業した時は競泳選手でもあったのでスリムでしたが、
卒後3~4年目には6~7Kg体重が増えてしまっていて、
でも、ストレスで食べるのが止められなくて、
「太りたくない」という気持ちから、
いつからか過食嘔吐をするようになりました。
当時はホントに苦しかったな…。
仕事が終わって疲れて帰って、
夜は大量の菓子パンを食べて吐いて寝て、
翌日、なんとかかんとか仕事に行っていた、という感じでした。
…というようなことを、昨日の対談をきっかけに久しぶりに思い出しました。
なかなかこんな過去は人には話せなかったのですが、
ここ数年でそんな過去の苦しかったことも含めて
受け入れられるようになって
ブログにも書いてるなんて自分でも感慨深いです。
目の前の現実は私自身が作り出している
最近は、毎日、何かしらの〆切に追われているし、
臨床の頃と同じぐらい、今も忙しい日々ですが、
自分に合った生き方であれば、
多少の忙しさやトラブルも、
難なく乗り越えられるんだよね。
好きなものを食べるし、お酒も飲みますが、
今では食べすぎることもなくなり、
体重を気にしなくても全然太らなくなりました。
「人生が困難なのではない。
あなたが人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。」
というアドラーの言葉がありますが、
私自身が人生を複雑で困難なものにしているのだ、
目の前の現実は私自身が作り出しているのだ、ということを
頭の理解だけでなく、体感覚を伴って深く実感するのは
臨床を離れてから何年も後のことになります。
あの時代をなんとか生き延びた自分に「よくがんばったね」と言ってあげたいです。