こんにちは。
アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする
“はたらく人の自己受容のためのサポーター” 上谷実礼です。
2021年 変わらなくてもいいんだよ
新年明けましておめでとうございます。
2021年最初のメルマガです^_^
例年はスキー場で年越しをするのですが、
今年は長男くんが受験なので“滑る”ことは控えて、
めちゃ久しぶりに自宅で静かに年を越しました。
家族で過ごせる穏やかなお正月に感謝です☆
あなたはどんなお正月を過ごされていますか?
元旦から瞑想をしたり、晴天の中を初詣に出掛けたりしていて、
「自分も世界も、この瞬間はあるべきようにあるのだ」
「問題なんてどこにもなくて、プロセスはすべて完璧なのだ」
世間では「風の時代だ~」とか耳にするし、
ていうか私も最近のメルマガに書いてきたしw、
時代が変わるなら自分も変わらなきゃ、
でも変わるってどう変わればいいの!?
最近は口にすることはほとんどなくなりましたが、
以前は「世界を変えたいという野望がある」
協力的な社会を作りたいって言っていた時期もあります。
でもね、今の状態から変えたいって考えているってことは、
同時に今の状態を否定しているってことなんだよね。
自己否定しながら「もっといい自分になりたい」
ブレーキを踏みながらアクセルをふかすようなものなのよね。
とても効率が悪いのよ。
ゲシュタルトでは「変容の逆説的理論」を教わります。
「変わりたければ変わろうとするな」ってことなのですが、
変わろう変わろうとしている時は変われなくて、
変わろうとする努力をやめて
そこにあるものをそのまま受け入れたときに、
その時、変化はそれ自身によって自ら生じる、
つまり、気づいたらいつの間にか変わっている、
という変化のパラドックスを表わしたのが「変容の逆説的理論」
カウンセリングで「変わりたいです」って人はとても多いです。
私自身も長年「性格を変えたい」と思ってきました。
でも、「変わりたい」「変わらなきゃ」
私たちは、自分でない者になろうとする時ではなく、
ありのままの自分を穏やかに受け入れたときに
気づいたら自然にいつのまにか変容が起こってるんだよね。
それでね、新年なので“自己受容”って
ありのままの自分の何を受け入れるってことなのか、って
改めて書いておきますね。
“自己受容”とは、自分が感じていること、シンプルな好き嫌い、
体の感覚なんかを「いい」「悪い」の価値判断をせずに
シンプルにフラットに受け入れていくことです。
自分の一部に、「いい」とか「ダメ」
自分が感じること、好き嫌い、考えること、体の感覚なんかに「
「自分って、こうなんだな~」「
肯定すらせず、自分をシンプルにフラットに眺めて受け入れる。
自分に対する価値判断をやめて、
無理に探そうとしなくても、
人が自分の本質の輝きに気づいていくプロセスは本当に感動的です
だからね、“自己受容”の第一歩は、
でもね、自分に気づいていくことって、
自分のことを知るのは自分ひとりでは無理なんです。
私がカウンセリングや講座なんかでやっていることは、
具体的には「気づきのためのサポート」なのですね。
そして、社会は個人の集合体だから、
私たち一人ひとりがありのままの自分を受け入れていくとき、
つまり“自己受容”できるようになるとき、
気づけば社会も変わっていくのです。
実際に、私が自己受容できるようになったことで、
イライラすることがなくなった我が家は、
とても穏やかになりました。
夫から「どうしてミレイはいつも自分に怒っているの!?」と
言われていた頃が懐かしいです…。
私が自己受容できるようになったことが
小さな社会である家庭を変えたのですね。
だからね、今は社会を変えたい!
一人ひとりが“自己受容”していけるために
私にできることを今年もコツコツと続けていきます。
2021年、変わろうとしなくてもいいんだよ。
まずは自分に気づいて、そのままの自分を受け入れていこう。
皆さまにとって、
そして、今年もブログ『自分を生きるレッスン』