今朝は夫の機嫌が悪かった

こんにちは。

アドラー×ゲシュタルトをベースに心の学びをお伝えする

“はたらく人の自己受容と自己理解のためのサポーター” 上谷実礼です。

今朝は夫の機嫌が悪かった

この10日ぐらいとても色んなことがあったのですが、

もっとも特筆すべきは先週金曜日の夕方の出来事。

自転車通学をしている長男くん(中1)が泣きながら電話をしてきて、

「自転車で転んだ」と。

尋常じゃない雰囲気にすぐにレスキューに出動したところ、

明らかに左手首が腫れていて、その足で整形外科に。

Colles’ fractureとも呼ばれる橈骨遠位端部伸展型骨折でした…。

金曜日は18時から産業保健のオンラインコミュニティで

スピーカーをさせていただくことになっていたのですが、

長男くんの対応で急遽キャンセルさせていただくことに(涙

このブログにも何人かコミュニティメンバーの方がいらっしゃると思うので、

この場を借りてご報告させていただきますm(_ _)m

 

 

それでね、受診した近所の整形外科の先生は優しい雰囲気のおじいちゃん先生でした。

たぶん80歳ぐらいかな…。

昔、そうね、つい3年前くらいかな、の私だったら

こんなにおじいちゃん先生でも臨床の第一線でがんばっているのに

私は医師免許があるのに臨床をやっていない…」

と謎の自分責めをしていたと思うのですが、

金曜日は「昔だったらこういう時に自分責めをしていただろうな」ということに気づきながら、

「私は私の道を進もう」と逆におじいちゃん先生に勇気づけられました。

 

 

多くの病気の根っこ、悩みや苦しみの根っこには根深い自己否定があります。

「私の道」は、自己否定している自分をも内包して

自己受容・自己理解できるようにみんなをサポートすること。

色んな活動を通して、これからも自分にできることをやっていきます。

 

 

−−−−

 

でね、ここからが本題なのですが、

ホントは金曜日に配信しようと途中まで書いて保存してあった記事なのです。

夕方、ブログを書いている途中で長男くんからのレスキュー要請があり

土日も慌ただしくしていて配信が今日になっちゃいました。

だから、タイトルの「今朝」っていうのは金曜日の朝のことです。

 

金曜日の朝、ベッドから起きて来た夫はなんとなくゴキゲンななめな感じでした

話し掛けても反応に乏しいし、自分からほとんどしゃべりません。

昔、そうね、つい3年前くらいかな、の私だったら(←今日2回目w この3年ぐらいで私はめっちゃ変わりました)、

こんなとき「どうして機嫌が悪いんだろ?」

「私、何かしたかな?」「昨日、帰りが遅かったから?」などと

頭の中にストーリーをこしらえて夫のことが気になってしかたなくなり、

「ねぇ、私、何かした?」「昨日の帰りが遅かったから怒ってるの?」

みたいにうざい感じに問い詰め、さらにうざがられる…という

イヤな感じの朝になっていたことでしょう。

 

けれども、私は学びました。

「夫は何かの出来事に対して反応しているだけだろう」

「それは私に原因があるのかもしれないし、ないのかもしれない」

仮に私に原因があったとしても夫の反応にさらに私が反応したら問題が大きくなるだけだ」

「気持ちの調整に時間が必要なこともあるだろう」

私にも特に思いあたることもないのにコンディションの悪い日があるように、

夫にもそんな日もあるだろう」

「私も機嫌の悪い日があるように、夫にもそんな日があってもいい」

「夫の機嫌はともかく、私は自分がゴキゲンでいるように自分の機嫌を取ればいい」

 

アドラー的に表現すると「不適切な行動に注目しない」となりますが、

その日私は不機嫌な夫にさらに反応することなく、

自分はゴキゲンに朝の準備を進め、子ども達を送り出し、いつも通りに仕事をしました。

 

その日は長男くんのこともあったからかもしれませんが、

帰宅後は長男くんや私のことを心配してくれるいつもの夫に戻っていました。

朝、夫の機嫌に振り回されなくてよかった、と思いました。

 

 

−−

 

 

先日のブログ「上司を育てる」では

上司の適切な行動にはポジティブフィードバックをするといいよ、と書きましたが、

反対に、不適切な行動には反応しない、という形でネガティブフィードバックをすることも大切です。

上司が不機嫌になることや怒りを示すことでコントロールしようとしてきたときに、

そのコントロールに乗っかってしまう、

つまり上司の機嫌が悪くならないように気を使って行動してしまう

上司は「不機嫌になったり怒ったりすれば部下は動くのだ」と学習してしまいます。

だから「怒ったり不機嫌になったりする方法はうまくいかないのだ」ということを

上司に理解してもらうためにも適切にネガティブフィードバック、反応しない、ということに挑戦してみてくださいね!

 

 

結局、夫はなぜ機嫌が悪かったのかよく分からないのですが、

週末はゴキゲンに過ごしていたので、「そんな日もあるよね」ということで^_^

 

 

 

 

というわけで、8月の月例勉強会は「人を育てる」をテーマに私がミニセミナーをいたします。

当初はリアルとオンラインのハイブリッド開催をします、と予告してありましたが、

都合によりオンラインのみの開催といたします。

よかったらご一緒いたしましょう!!

2021年8月☆月例勉強会『自分を生きるレッスン』

 

コメントを残す