先週末に日本産業精神保健学会が開催され、教育講演に呼んでいただきました。
テーマは『テレワーク・在宅勤務をする労働者の健康支援 -特にコミュニケーションの重要性-』
メインテーマを「心理的安全性」に設定してお話ししました。
私のセクションはオンラインのみの開催でしたが、
最大で60名もの皆さんに参加していただいていたようで、
テレワークでのコミュニケーションについて皆さんの関心の高さが伺えました。
イベント・ワークショップ
『トラウマセラピー2024』
◆1日目 10月12日(土) 10時~
◆2日目 10月13日(日) 10時~
●東京都中央区築地4-1-17 銀座大野ビルB1セミナールーム
コミュニケーションについて、非言語情報の重要性を指摘した
メラビアンの法則は大変有名です。
講演では、メラビアンの法則を裏付ける自律神経の働きとして
ポリヴェーガル理論にも触れて説明しました。
私たちは顔の表情や首の傾き、肩のあたりのリラックスぐあい、
声の抑揚や韻律などによって神経レベルでメッセージを送り合っています。
テレワーク、リモートワークが一般的になり、2年以上が経過しました。
カメラをONにしないで、顔が見えない状態でコミュニケーションをしているという話も見聞きしますが、
オンラインでのコミュニケーションの際にはカメラをONにする方が心理的安全性を担保し、
リモートでのチームビルディングのためにも役に立ちますよ!