お悩み相談やってますか?

 

我が家には男の子がふたりいます。

お兄ちゃんHくんは中学校2年生。

弟Nくんは小学校5年生。

 

昨日のことです。

お稽古事の帰り道、助手席に座った弟Nくんが

「お悩み相談やってますか?」と聞いてきました。

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「え? ママ? お悩み相談やってるよ!

ママはお悩み相談がお仕事だしプロだよ!

何か話したいことがあるの?」

と問い掛けてみると、学校でのお友達とのやり取りで

こころが波だった出来事を話してくれました。

ひとしきりNくんの話を聴いて、

「お話を聴かせてくれてありがとう」

「それで、Nくんはどんな気持ちだったの?」

「何かママに手伝って欲しいことがあったらいつでも言ってね」

「何があってもママはNくんの見方だよ!」

と伝えたらNくんは

「気持ちが落ち着いた。オレのママがママでよかった」

と涙目になってくっついてきました。

 

 

私は仕事中心の生活を送っちゃってるし、

泊まりの出張も頻繁にあって、

けっして完璧なママではないと思いますが、

子ども達は何かあると「お悩み相談」に話しに来てくれます。

そういう時はしっかりと時間を取って向き合って話を聴くようにしています。

話を聴くことが子ども達の感情面の安定につながっているな、と感じます。

 

 

私の母も同じ感じだったなと、最近よく思い出します。

ひとり親でずっと働きづめであまりうちにいなかった母でしたが、

私や妹のSOSサインを決して見逃さない高性能なセンサーを持っていました。

「来週、学校でこんな行事があるから○○を用意しておいて」とか

「来週からテストだから」みたいな話は全然覚えていませんが、

本当に話を聴いて欲しいときは絶対に話を聴いてくれました。

 

話を聴いてくれるだけでなく、道を踏み外しそうになるときにも

タイミング良く介入してくれました。

 

今でも母がたまに話すのは、

私が小学校の頃に習っていたクラシックバレエをサボったときのことです。

4年生か5年生だったと思います。

ただサボるだけでなく、タイツを裏返しにしたり、

友達に口裏合わせを頼んだりしたことを悪質だと感じたらしく、

サボったことがバレたときはこっぴどく叱られました。

そして、こっぴどく叱られた翌朝、枕元には長文の手紙が置いてありました。

自分がどんなにみれいのことを大切に思っているか、

お稽古事に対する想い、

どんな子に育って欲しいと思って叱ったか、みたいなことが書いてありました。

母の想いが伝わってきて、朝から泣いたね。

 

 

40年近く前。

今とは違って、母子家庭の肩身が狭かった時代です。

「よくグレなかったね」と周りの大人に言われることもありましたが、

私と妹が大きく道を踏み外すことがなかったのは、

母が必要な時にはしっかり話を聴いてくれていたからだと思います

 

 

もっと勉強ができるようになって欲しいとか

もっとスポーツを頑張って欲しいとか

何か特技を身につけて欲しいとか

子どもに期待をすればいくらでもできるのかもしれません。

 

でも、まぁ、「お悩み相談やってますか?」と

必要な時に助けを求める力があるだけでも、

充分しっかり育っているなぁと感じた昨日の出来事でした。

 

 

私たちは自分がしてもらったことしか他の人にしてあげることはできません。

子どもの頃に親に話を聴いてもらえないことが

大人になってどんな影響を及ぼすのか、

次の記事ではそんなことを書きたいと思っています。

 

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