自己中は生き物として自然なこと!?

 

世間一般的には自己中はダメなことってイメージじゃないですか?

でも、生物の基本としては自分の内側にしか意識が向いていない、ということを

ポリヴェーガル理論の師匠、津田真人さんから教わった話を元に書いてみたいと思います。

 

これまでも毎月の個人レッスンで膨大な量のメモを取っていて、

ブログで読者の皆さんにも共有したい!と考えながらため込んでしまっていたので、

これからしばらく「津田さんから教わったシリーズ」にしてみようかしら♪

 

 

イベント・ワークショップ

『トラウマセラピー2024』

◆1日目 10月12日(土) 10時~
◆2日目 10月13日(日) 10時~

●東京都中央区築地4-1-17 銀座大野ビルB1セミナールーム

詳細とお申込みはこちらから

 

生物の脳神経系は内側から外側に向かう形で進化してきています。

人間の脳は他の生物と比較してサイズが大きいですが、

もっとも古い部分が脳の内側を占めていて、

大脳新皮質と呼ばれる部分が外側に拡がる形で大きくなっています。

 

大元の生物は自分の内側に意識が向くようにできていて、

生態系が複雑になり、外部環境からの影響で内部が撹乱されるようなったので、

外部に意識が向くように進化してきたそうです。

 

私たちの脳が外界に意識的な目標を持たずに

いわばぼんやりと何もしていないベースライン(デフォルト)の状態のことを

デフォルトモードと呼び、「今ここ」に意識を集中するマインドフルネスの反対、

マインドワンダリング(心の迷走状態)と呼ばれる状態と関係します。

デフォルトモード状態の時、脳は何もしてないのではなく、

実は自己の内界の状態を絶えずモニターしており、

そのための消費エネルギーは、意識的に外的な活動をしている時の20倍にもなります。

 

私たちが何にも意識を向けず、ボーッとしている時の方が脳は働いているので、

「今ここ」に意識を集中するマインドフルネスを行うと、

脳の疲れが取れて頭がスッキリしたような感じがするのですねー。

 

そしてこのデフォルトモードに関係する脳内ネットワーク、

いわゆるデフォルトモードネットワークは

脳の皮質正中線構造と呼ばれる

前頭葉眼窩部、楔前部、帯状回後部などの

脳の内側の中心部の部分、脳の進化のプロセスにおいてより原始的な部分から成り立っています。

 

デフォルトモードネットワークは、

身体の内部の状態に注意が向けられることと関係があり、

身体の内部の状態や感情の状態と深く関わっていると言われています。

 

これってスゴくないですか!

私はこの話を初めて聞いたときに、めっちゃ感動したのを覚えています。

人間社会では、自分のことばっかり考えたり、

自分を中心にして考える人を「自己中」とネガティブめなレッテルを貼りますが、

自分の身体の状態、自分の内側の状態に注意を向けることは

生物にとって基本的なことであり、デフォルトなんですよ!

 

だから、私が研修でいつもお伝えしているように、

もっと自分のことに興味を持っていいし、

もっともっと自分のことに興味を持って欲しいのです!

それが命の自然なメカニズムの方向とも合っているのです!!

 

自分に意識を向けていくことは

他でもない自分の人生を、リラックスして本当の自分で生きていくための一歩です。

 

 
 
 

 

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